April 26, 2018 / 10:43 PM / 8 months ago

今日の株式見通し=軟調、ファナック決算で投資家心理が悪化

[東京 27日 ロイター] - きょうの東京株式市場で日経平均株価は軟調な展開となる見通し。前日の米国株は大幅高。為替も円安基調を続けており、日本株は上昇スタートが予想されている。だがファナック(6954.T)の業績見通しが市場予想を大きく下回り、大幅減益となった。中国関連需要への警戒から景気敏感株に売り圧力が強まりそうだ。

日銀金融政策は現状維持との見方が優勢。引けにかけては大型連休シーズン前の手仕舞い売りも広がりやすい。

日経平均の予想レンジは2万2150円─2万2450円。

前日の米国市場はダウ.DJIが200ドルを超す上昇、ナスダック総合.IXICは6日ぶりの反発となり、1.6%高となった。ハイテク企業の好調な決算が買い材料。アマゾン・ドット・コム(AMZN.O)が26日発表した第1・四半期決算は売上高と利益が市場予想を上回り、引け後の時間外取引で株価は7%超の上昇となった。

ドル/円JPY=は109円台前半で推移。シカゴの日経平均先物6月限の清算値(円建て)は2万2435円。大阪取引所の夜間終値は2万2440円となった。序盤の東京市場ではこれらの水準が意識されるものの、高く寄った後は売りに押される展開となるとみられている。

日経平均への寄与度が高いファナックの2019年3月期の連結営業利益は、前年比33.9%減の1517億円になる見通し。トムソン・ロイターが算出したアナリスト24人の予測平均値2530億円を大きく下回った。想定為替レートは1ドル100円と実勢よりも円高に設定したが、スマートフォンの加工に使われるロボドリルを手掛けるロボマシン部門の需要鈍化などが響くという。

いちよしアセットマネジメント・上席執行役員の秋野充成氏はファナックの決算について「ネガティブ。保守的すぎる。他の銘柄に悪影響が波及する可能性がある」と指摘。「こうした企業側の業績見通しが頻発するという予想の下では、手控えムードが広がってしまう」と話す。

取引時間中は日銀の金融政策の結果発表を受けた為替の反応に加え、南北首脳会談も注目されそうだ。北朝鮮情勢を巡り、市場の想定を超える楽観的なムードが広がれば、株価の下支え要因となるとの見方もある。ただ、大型連休を控え手掛けにくさも意識されており、ポジション調整売りが重しとなる1日になるともみられている。

きょうは国内では3月の失業率と有効求人倍率、鉱工業生産速報、商業動態統計速報や、4月東京都区部消費者物価指数(CPI)が寄り付き前に発表される。日銀の展望リポートが公表されるほか、引け後には黒田日銀総裁が会見する。さらにホンダ(7267.T)、ソニー(6758.T)、村田製作所(6981.T)、神戸製鋼所(5406.T)、日立製作所 (6501.T)などが決算発表を行う。

海外では米1─3月期の国内総生産(GDP)速報値などが公表される予定。米独首脳会談も控えている。

前営業日終値 年初来高値 年初来安値

日経平均.N225      22319.61 24129.34 20347.49

+104.29 2018年1月23日 2018年3月26日

シカゴ日経平均先物6月限 22435(円建て)

*内容を追加しました。

長田善行

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