June 19, 2018 / 10:53 PM / in 5 months

今日の株式見通し=方向感乏しい、米中摩擦警戒と自律反発期待が綱引き

[東京 20日 ロイター] - きょうの東京株式市場で日経平均株価は、方向感を欠いた展開が予想される。ドル/円が円安気味に推移しており相場の支えになるほか、悪材料をいったん織り込んだとして自律反発を期待する声がある。一方、米中貿易摩擦への警戒感は根強く、買い手がかりに乏しい中で為替が円高に振れれば改めて下げが強まり得るとの見方も出ている。

日経平均の予想レンジは2万2100円─2万2400円。

米国株式市場では、米中貿易摩擦拡大への懸念が市場心理を圧迫した。ダウ工業株30種は年初来の上げを失い、マイナス圏に沈んだ。投資家の不安心理の度合いを示すシカゴ・オプション取引所(CBOE)のボラティリティー・インデックス(VIX指数).VIXは一時、約3週間ぶり高水準の14.68に上昇。その後13.35に低下した。

シカゴの日経平均先物9月限(円建て)清算値と大阪取引所の夜間終値はともに2万2210円だった。寄り付きは同水準を意識して、弱含みでのスタートとなりそうだ。

もっとも、前日の米ダウ.DJIは朝方に安値を付けた後、徐々に下げを縮めており、きょうの米市場での自律反発を期待する声も聞かれる。1ドル110円付近に持ち直している為替の動きも、日本株の支えになる。

目先の方向感が出にくい中で、市場では「引き続きトランプ発言をにらんだ展開が続きそうだ。米国の中間選挙まで、米中貿易摩擦の他にもいろいろ出てくるだろう」(みずほ証券・シニアテクニカルアナリストの三浦豊氏)との声が出ていた。

主なスケジュールとしては、国内で日銀金融政策決定会合の議事要旨(4月26・27日分)などの発表がある。ソフトバンクグループ(9984.T)、日本電産(6594.T)などの株主総会が開かれるほか、東証マザーズ市場にログリー(6579.T)が新規上場する。海外では、米1─3月経常収支などの指標が発表されるほか、ドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁やパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長らの発言機会がある。

前営業日終値 年初来高値 年初来安値

日経平均.N225      22278.48 24129.34 20347.49

-401.85 2018年1月23日 2018年3月26日

シカゴ日経平均先物9月限 22210(円建て)

*内容を追加します。

平田紀之

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