August 1, 2018 / 11:09 PM / 20 days ago

今日の株式見通し=反落、円安一服で戻り売り 国内金利注視

[東京 2日 ロイター] - きょうの東京株式市場で日経平均株価は反落の見通し。外為市場で円安進行が一服したほか、米中貿易戦争への警戒感もくすぶっており、ハイテク株や中国関連株を中心に戻り売り圧力が高まりそうだ。決算発表を受けた個別物色が主体となると想定される中、国内金利が一段と上昇した場合は、金融株の追い風になるとみられている。

日経平均の予想レンジは2万2550円─2万2750円。

米国株式市場で主要株価3指数は高安まちまち。ダウとS&P500は下落した一方、アップル(AAPL.O)は上昇。ナスダック総合はプラス圏で取引を終えた。トランプ政権が2000億ドル相当の中国製品に当初発表の10%ではなく25%の輸入関税を提案することを計画していると伝わり、工業株が売られた。エネルギー株の下げも重しとなった。

ドル/円JPY=は日本時間未明に111円台前半まで円高に振れた後、111円台後半まで戻したが、日本時間の前日午後3時時点と比べるとやや円高水準にある。シカゴの日経平均先物9月限(円建て)の清算値は2万2625円。大阪取引所の夜間終値は2万2620円を付けている。

東京市場では前日、ソニー(6758.T)をはじめ好決算を発表したハイテク株の一角が上昇し、日経平均を押し上げた。ただ貿易戦争の懸念が広がる中で景気敏感セクターは選好しにくく、いったんは利益確定売りに押されやすい。

一方、国内長期金利は1日、1年半ぶりの水準となる0.120%まで急上昇。米10年債利回りは3%の大台を突破し、一時約2カ月半ぶりの高水準を付けた。

日銀の黒田東彦総裁が7月31日の金融政策決定会合後の記者会見で、長期金利の変動幅について、0.2%付近までの上昇を許容する考えを示したことを受け、国内金利に上昇圧力が掛かっている。

みずほ証券シニアテクニカルアナリストの三浦豊氏は「日本の国債利回りの上昇が世界的な金利上昇を招いており、株式市場にはマイナス要因となっている。米国もアップル株は上昇したがけん引役にはならず、かえってマーケット全体の不安定さを浮き彫りにした」と指摘。「金融株は底堅く推移するかもしれないが、貿易摩擦への警戒は日本株全体の重しとなる」と話す。

きょうの国内の主なスケジュールは、寄り前に7月マネタリーベース(日銀)が公表される予定。日中は10年債入札や、雨宮日銀副総裁の講演と記者会見が控えている。企業決算は新日鉄住金(5401.T)や三井物産(8031.T)、スズキ (7269.T)などが予定されている。

海外では英中銀金融政策委員会が控えているほか、米6月製造業新規受注などが公表される予定となっている。

前営業日終値 年初来高値 年初来安値

日経平均.N225      22746.70 24129.34 20347.49

+192.98 2018年1月23日 2018年3月26日

シカゴ日経平均先物9月限 22625(円建て)

*内容を追加しました。

長田善行

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