August 2, 2018 / 10:46 PM / 18 days ago

今日の株式見通し=上値重い、中国株安なら地合い悪化へ

[東京 3日 ロイター] - きょうの東京株式市場で日経平均株価は上値の重い展開となりそうだ。前日の米ハイテク株の上昇が追い風となるとみられるが、米中貿易戦争の警戒感は継続している。中国株が下値を模索する展開となれば、日本株も連れ安となる可能性が高い。75日移動平均線をはじめ、テクニカル面での節目に接近した際に下げ渋れるかが注視される。

日経平均の予想レンジは2万2350円─2万2650円。

米国市場ではダウは小幅安となったが、ナスダック総合は1%を超す上昇。S&P総合500種も値上がりした。アップル(AAPL.O)が3%近く上昇し、時価総額は米企業として初の1兆ドル超えとなった。ハイテク株が堅調だった半面、ボーイング(BA.N)やキャタピラー(CAT.N)は下落。VIX指数.VIXは12.19に低下している。

日経平均先物9月限は、シカゴの清算値(円建て)が2万2575円。大阪取引所の夜間終値が2万2570円となっており、現物の前日終値を上回る水準にある。日経平均は前日に200円を超す下げとなっていたこともあり、自律反発狙いの買い戻しが入る余地もある。

ただ米中の貿易摩擦の問題が相場の重しとなっている。またイングランド銀行(英中央銀行)は2日、金融政策委員会(MPC)で政策金利を0.50%から0.75%に引き上げることを全会一致で決定。欧米の中銀が引き締めに動く中では、積極的に上値を追いにくい。

中国株の動向に対する市場の関心も高い。前日と同様に中国株が下げ止まらず、日本株が連動する動きとなった場合、75日移動平均線(2万2447円00銭=2日終値)や200日移動平均線(2万2342円60銭=同)、25日移動平均線(2万2332円97銭=同)が下値支持線として機能するか注目される。

特に2万2300円台前半は移動平均線が集中する価格帯となっている。追加の悪材料がなかった際には、押し目買いのポイントとして位置付けられそうだ。

三井住友アセットマネジメント・シニアストラテジストの市川雅浩氏は「貿易戦争の警戒感があっても、為替は比較的落ち着いた反応となっている。国内企業の決算も基本的には悪くはなく、好決算銘柄を物色する動きが続きそう。大きく崩れていくような感じではないだろう」との見方を示している。

きょうは国内では日銀金融政策決定会合の議事要旨(6月14・15日分)が公表される予定。三菱重工業(7011.T)、伊藤忠商事(8001.T)、トヨタ自動車 (7203.T)の決算発表が控えている。

海外では米7月ISM非製造業景気指数のほか、米7月雇用統計が発表される予定。今回の雇用統計に対する市場の関心度は「それほど高いものではない」(国内投信)との声が出ているが、重要な経済指標でもあり、中国株に波乱がない場合は様子見ムードを強める要因となるとみられている。

前営業日終値 年初来高値 年初来安値

日経平均.N225      22512.53 24129.34 20347.49

-234.17 2018年1月23日 2018年3月26日

シカゴ日経平均先物9月限 22575(円建て)

*内容を追加しました。

長田善行

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