December 18, 2018 / 10:52 PM / a month ago

今日の株式見通し=不安定な米株や円高が重し、2万1000円割れも視野

[東京 19日 ロイター] - きょうの東京株式市場で日経平均株価は弱含みの展開が見込まれる。前日の米国株は小幅高で終了したが、上下に振れる不安定な動きだった。原油相場が大幅安となったほか、為替は1ドル112円台半ばと円高基調にある。

外部環境に対する警戒感は根強く、日経平均は2万1000円割れが視野に入る。ソフトバンク(9434.T)の初値の水準も投資家心理に影響を及ぼしそうだ。

日経平均の予想レンジは2万0800円─2万1100円。

米国市場でダウは82ドル高で終了したが、日中の高安値幅は400ドルを超え、引き続きボラタイルな動きとなった。ボーイング(BA.N)やテクノロジー株の上昇が支えとなった一方、エネルギー関連株は軟調。主要株価3指数は小じっかりだったが、投資家の不安心理を示すとされるVIX指数.VIXは上昇し、終値ベースでは「VIXショック」で相場が揺れた今年2月以来、10カ月ぶりの高水準を付けた。

日経平均先物3月限は、大阪取引所の夜間終値が2万0980円。シカゴ・マーカンタイル取引所の清算値(円建て)が2万0970円を付けている。3月限SQ(特別清算指数)算出日までの配当権利落ちの影響は50円強とみられている。これを考慮すると、序盤の東京市場で日経平均株価は2万1000円をやや上回る水準で始まる公算が大きい。

日経平均2万1000円割れの水準では、国内年金勢による押し目買いが入るとの期待もある。指数の予想PER(株価収益率)が11.80倍にまで低下するなど、割安感も意識されている。ただ米連邦公開市場委員会(FOMC)前で本来なら積極的な売買は手控えられやすい地合い。こうした中で、原油相場が急落したほか、米10年債利回りや金価格は上昇した。

市場では「いわゆるリスクオフの様相とみることもできる。日本株はこれまで妙な底堅さをみせていたが、後場以降、欧州勢の売りが出ることで、意外にも下がる可能性がある」(みずほ証券シニアテクニカルアナリスト・三浦豊氏)との見方が出ている。

今後の米利上げペースが鈍るとの見方からドル安/円高が進行するリスクも意識されている。またきょうはソフトバンクが東証1部に上場する予定。「公開価格1500円を下回って推移すれば市場心理にはマイナス」(国内証券)との声が出ており、日中の値動きが注視されそうだ。

国内では11月の貿易統計(財務省)、11月実質輸出入(日銀)、訪日外国人数(日本政府観光局)も公表される予定。海外では米11月中古住宅販売などの公表も控えている。

前営業日終値 年初来高値 年初来安値

日経平均.N225      21115.45 24448.07 20347.49

-391.43 2018年10月2日 2018年3月26日

シカゴ日経平均先物3月限 20970(円建て)

*内容を追加します。

長田善行

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