January 30, 2020 / 10:58 PM / 4 months ago

今日の株式見通し=小反発、新型肺炎への懸念で上値は重い

[東京 31日 ロイター] - きょうの東京株式市場で日経平均株価は、小反発が想定されている。前日の米国株式市場は上昇。東京株式市場はきのう大幅安となったこともあり、きょうは小高く始まるとみられる。ただ、新型コロナウイルスによる肺炎の感染拡大懸念は、依然として投資家心理を圧迫している。月末・週末のポジション調整もあり、積極的に上値を追う展開にはならないという。

日経平均の予想レンジは2万2850円─2万3150円。

中国湖北省武漢市で発生した新型コロナウイルスによる肺炎は、これまでに中国で200人超が死亡、感染者は中国を中心に世界全体で数千人に達している。

30日の米国株式市場は、終盤にかけて買いが強まり上昇して取引を終えた。新型肺炎について、世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長は、国際的な緊急事態に相当すると発表した。その上で、過去数週間に前例のない感染の広がりに前例のない対応が取られていると指摘し、中国との取引や旅行の制限は提言しないと述べたことが米国株式市場では好感された。

外為市場ではドル/円が108.90円台と、前日午後3時時点とほぼ同水準。シカゴの日経平均先物3月限(円建て)清算値は2万3195円で前日の現物終値を上回っている。日経平均は同水準を意識して小高く始まるとみられるものの、新型肺炎の感染拡大懸念や月末・週末のポジション調整もあり、上値は重いとされる。

三菱UFJモルガン・スタンレー証券・シニア投資ストラテジストの荒井誠治氏は「テドロス事務局長の発言は米国株式市場ではプラスに捉えられたものの、日本の場合は地理的に中国と近く、患者数も増え続けている。プラスにはならない」と指摘する。「月末・週末ということもあり、上値は重い。アジア株の動き、新型肺炎関連のニュース、企業決算をにらみながら、方向を探るだろう」(同)という。

主なスケジュールは、国内でコマツ(6301.T)、日立製作所(6501.T)、キーエンス(6861.T)、三菱自動車工業(7211.T)、米国では、シェブロン、キャタピラーなどが決算を発表する予定。中国は春節(旧正月)で引き続き休場となる。

前営業日終値 昨年来高値 昨年来安値

日経平均.N225      22977.75 24115.95 19241.37

-401.65 2020年1月17日 2019年1月4日

シカゴ日経平均先物3月限 23195(円建て)

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