March 18, 2020 / 10:52 PM / 2 months ago

今日の株式見通し=続落、米株安・原油安を嫌気 連休前の手じまい売りも

[東京 19日 ロイター] - きょうの東京株式市場で日経平均株価は続落が想定されている。前日の米国株式市場は新型コロナウイルスを巡る懸念から大幅反落。東京市場でも売り先行で始まるとみられている。原油先物の急落や、3連休前であることなども重なり、リスクオフムードが強まり手じまい売りに押される。

日経平均の予想レンジは1万6200円─1万6800円。

19日の米国株式市場は大幅反落。ダウ平均.DJIは1338ドル下落し、2017年のトランプ大統領就任以降に記録した上げを全て失った。トランプ大統領は約500億ドルの航空業界支援策に加え、総額5000億ドルの現金給付案を議会に提案したが、株安に歯止めはかからず、S&P1500航空株.SPCOMAIRは20.8%安、ヒルトン(HLT.N)、マリオット(MAR.O)などのホテル株も12─13%値下がりした。米原油先物も約17%の下落となり、18年ぶりの安値を付けた。

現在のドル円は108円前半で、前日午後3時時点より円安水準。シカゴの日経平均先物6月限(円建て)清算値は1万6530円と、前日の現物終値を下回っている。日経平均は先物にサヤ寄せした後、時間外取引の米株先物をにらみながらの動きになるとみられる。ただ、日銀のETF(上場投資信託)買いへの期待や年金の買い観測などが下支えとなる場面もみられそうだ。

三菱UFJモルガン・スタンレー証券・シニア投資ストラテジストの荒井誠治氏は「景気対策が動き始めているが、世界各国で入国禁止措置が相次ぐなど、普段のビジネスができない状況。円安ではあるものの、原油安や連休前であることが重なり、買う材料があまりない」と指摘する。「原油安もリスクオフの象徴として捉えられてしまい、産油国の資金繰りの悪化、換金売り、企業の大幅赤字などが懸念されている」(同)という。

主なスケジュールとしては、国内で2月全国消費者物価(総務省)が発表されるほか、東証2部市場に日本インシュレーション5368.T、東証マザーズ市場に関通9326.T、東証ジャスダック市場にゼネテック4492.Tがそれぞれ上場する。海外では米国で景気先行指数(コンファレンス・ボード)が発表されるほか、台湾、フィリピン、スイス、ノルウェー、トルコ、南アフリカの中央銀行が金利を発表する。

前営業日終値 昨年来高値 昨年来安値

日経平均.N225      16726.55 24115.95 16378.94

-284.98 2020年1月17日 2020年3月17日

シカゴ日経平均先物6月限 16530(円建て)

佐古田麻優

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