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今日の株式見通し=一進一退、決算確認しながら個別物色か

[東京 11日 ロイター] - 11日の東京株式市場で日経平均株価は一進一退の展開が予想されている。米国株市場で主要3指数が堅調に推移したことは下値を支える要因となりそうだが、日経平均は前週末に2万円台を回復して取引を終えており、戻り売りが相応に出るとみられる。国内企業の決算内容を確認しながら個別に物色する動きとなりそうだ。

日経平均の予想レンジは2万0000円─2万0350円。

4月の米雇用統計は非農業部門雇用者数が前月から2050万人減となり、1930年代の大恐慌以降で最大の落ち込み。失業率も14.7%と戦後最悪となったが、ともにエコノミストが予想したほどには悪化しなかった。米国株市場への影響は限定的で、8日の主要3指数は上昇して取引を終えた。

現在のドルは106.80円台で、前週末午後3時時点に比べやや円安方向に振れている。シカゴの日経平均先物6月限(円建て)清算値は2万0210円、大阪取引所の夜間終値は2万0230円となっている。日経平均は為替や先物の動きをにらみ高く始まるとみられる。

一方、米国のペンス副大統領が報道官の新型コロナウイルス感染を踏まえ、自主隔離を始めたとの報道も出ている。米株先物が軟化すれば、日本株も弱含む可能性がある。「前週末の米国株は上昇したが、日経平均は500円超高で取引を終え、先行して上昇していた部分もある。ホワイトハウス内で新型コロナの感染者が増えれば嫌気されそうだ」(みずほ証券のシニアテクニカルアナリスト、三浦豊氏)との声が出ていた。

テクニカル的には日足一目均衡表の雲上限や、1月高値から3月安値までの下落の半値戻し水準が2万0200円台に重なり、上値の節目として意識されている。同水準を捉えられるかも注目される。

きょうは日銀金融政策決定会合における主な意見(4月27日分)が発表されるほか、日清食品ホールディングス2897.T、三菱重工業7011.T、三菱電機6503.T、ローム6963.T、ソフトバンク9434.T、アサヒグループホールディングス2502.Tなどが決算発表を予定している。

杉山健太郎

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