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今日の株式見通し=反落、スピード調整 週末前の利益確定売りも

[東京 29日 ロイター] - きょうの東京株式市場で日経平均株価は反落が予想されている。前日までの4営業日で1500円超の上昇となっており、過熱感や高値警戒感が意識されやすい。週末・月末ということもあり、利益確定や戻り待ちの売りが出るとみられ、取引時間中はマイナス圏で推移しそうだという。韓国や日本の北九州市で新型コロナウイルスの新規感染者が増え、コロナ「第2波」への懸念も重荷となる可能性がある。

日経平均の予想レンジは2万1600円─2万1900円。

政府による緊急事態宣言の全面解除や巨額の補正予算などが外国人投資家の買い戻しを誘い、日経平均は28日まで4日続伸となっている。22日終値比で1528円15銭上昇しており、市場からは「さすがにスピード違反。戻り一服となるだろう」(SMBC日興証券の投資情報部部長、太田千尋氏)との声が出ている。

前日の米国株市場は終盤に値を下げ、反落して取引を終了。シカゴの日経平均先物6月限(円建て)清算値は2万1915円、大阪取引所の夜間終値は2万1890円となっており、日経平均は同水準を意識して、安く始まるとみられている。

米政府は「香港国家安全法」制定を決めた中国に対し、的を絞った制裁や追加関税、中国企業への規制強化など一連の措置を検討しており、トランプ米大統領は中国に関する記者会見を29日に行うと発表している。米中対立の先鋭化によるセンチメントの悪化が懸念される。

一方、新型コロナ「第2波」も警戒される。韓国ではソウル近郊にある物流センターで新型コロナの集団感染が発生。政府がソウルを含む首都圏で外出や集会の自粛を呼びかける事態となっている。世界的な経済活動再開に対する期待で投資家心理が上向いただけに、コロナ「第2波」が顕在化すれば、この流れに水を差しかねないという。

きょうは朝方に4月鉱工業生産速報(経済産業省)が発表される。LIXILグループ5938.T、日立製作所6501.T、ヤマハ発動機7272.T、オリンパス7733.Tなどの決算発表も予定されている。

前営業日終値 年初来高値 年初来安値

日経平均.N225      21916.31 24115.95 16358.19

+497.08 2020年1月17日 2020年3月19日

シカゴ日経平均先物6月限 21915(円建て)

杉山健太郎

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