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今日の株式見通し=反落、米国株安の流れ引き継ぐ 円高も重荷

[東京 9日 ロイター] - きょうの東京株式市場で日経平均株価は反落が予想される。連休明けの米国株市場で主要3指数が続落し、外為市場でもドル/円が円高方向に振れた。日銀のETF(上場投資信託)買いへの思惑で下げ渋る可能性もあるが、積極的に買い上がる材料に乏しく、日中を通じて軟調に推移しそうだという。

日経平均の予想レンジは2万2900円─2万2300円。

米国株市場では、ダウが2.25%安、ナスダック総合が4.11%安、S&P総合500種が2.78%安で取引を終えた。大型テクノロジー株の売りが続いたほか、テスラTSLA.OがS&P500銘柄に採用されなかったことを受け21.1%安となり、過去最大の下げを記録した。

シカゴの日経平均先物9月限(円建て)清算値は2万3030円、大阪取引所が夜間終値は2万3010円と、ともに前日の現物終値を下回っている。ドル/円も105円後半と、前日午後3時時点の106円前半に比べて円高の水準で推移しており、日経平均は安く始まるとみられている。

下がったところでは、日銀のETF買いに対する思惑や押し目買いなどが支えとなりそうだが、積極的に買い上げていく材料は見当たらない。

米国がレーバーデーを通過して夏休みシーズンを終え、徐々に海外勢の参加者が増えてくるとみられている。市場からは「海外勢が夏休み中、日本株は鉄鋼が買われたり、金融が底堅かったりしてセクターローテーションが起きていた。世界的に生産が回復してきており、米国のIT関連株の下げに対してダイレクトに付き合わないのではないか」(SMBC日興証券の投資情報部部長、太田千尋氏)との見方が出ていた。

テクニカル的には、3日引いた「小陰線」が天井形成のサインとなる「宵の明星」のように鎮座している。3日と4日に空けたマドを埋め切り、「宵の明星」の状態を解消するまでは、上値に対して慎重な動きが続きそうだ。

主な経済指標としては、中国で8月のPPIとCPIが発表される。

*内容を追加しました

前営業日終値 年初来高値 年初来安値

日経平均.N225      23274.13 24115.95 16358.19

+184.18 2020年1月17日 2020年3月19日

シカゴ日経平均先物9月限 23030(円建て)

杉山健太郎

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