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今日の株式見通し=一進一退、SQ算出を控え不安定な動きに

[東京 11日 ロイター] - きょうの東京株式市場で日経平均株価は、一進一退の値動きが想定されている。10日の米国株式市場では米追加経済対策法案が下院で可決されたことを受け、ダウ工業株30種が最高値を更新。朝方の東京株式市場はダウ上昇の流れを引き継ぎ、しっかりとした動きとなりそうだ。ただ、きょうは先物・オプション取引3月限の最終売買日となるため、後半にかけて需給の思惑に左右されやすく、売り買いが交錯して上下に振れやすくなるという。

日経平均の予想レンジは2万8800円─2万9300円。

10日の米国株式市場はまちまち。ダウ工業株30種は最高値を更新して取引を終えた。2月の消費者物価指数(CPI)が落ち着いた内容となり、インフレ懸念が緩和された。バイデン大統領が掲げる1兆9000億ドル規模の新型コロナウイルス追加経済対策法案が下院で再び可決されたことも支援材料となった。

現在のドル/円は108.40円近辺で、前日午後3時時点の108.90円近辺から円高に振れている。シカゴの日経平均先物3月限(円建て)清算値は2万9105円と前日終値から小幅に高い水準での推移となっている。日経平均は米国株市場の流れを引き継ぎ、朝方は景気敏感セクターを中心に買い優勢となりそうだが、為替の円高傾向が重しとなっているほか、メジャーSQ(特別清算指数)算出をあすに控え、積極的に上値を追う展開にはならない見通し。

市場では「米追加経済対策の下院可決はプラス材料ではあるものの、織り込み済みと受け止められる可能性がある。3月で期末ということもあり、国内の期間投資家は積極的に買わない傾向もある。きょうは先物・オプションの最終売買日ということもあり、朝高後は不安定な値動きとなるのではないか」(東洋証券のストラテジスト、大塚竜太氏)との声が聞かれた。

主なスケジュールでは、欧州で欧州中央銀行(ECB)理事会が開催されるほか、米国で新規失業保険申請件数(労働省)の公表を控えている。

前営業日終値 昨年来高値 昨年来安値

日経平均      29036.56 30714.52 16358.19

+8.62 2021年2月16日 2020年3月19日

シカゴ日経平均先物3月限 29105(円建て)

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