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今日の株式見通し=反発、米株高を好感 インフレ警戒はくすぶる

[東京 14日 ロイター] - きょうの東京株式市場で日経平均株価は、反発が予想される。前日の米国株式市場で3指数がそろって上昇した流れを引き継ぎ、高く始まりそうだ。ただ、米インフレへの警戒感は引き続きくすぶり、買い戻し一巡後は高値圏でのもみあいが見込まれる。

日経平均の予想レンジは2万7500円─2万7900円。

前日の米国株はダウ工業株30種.DJI、S&P総合500種.SPX、ナスダック総合.IXICの3指数がそろって反発した。米金利上昇が一服し、経済再開による恩恵を受けやすいシクリカル(景気循環)銘柄に安値拾いの買いが入った。フィラデルフィア半導体指数(SOX)は1.5%上昇した。

ただ、インフレへの警戒感は引き続きくすぶっている。4月の米卸売物価指数(PPI)は前年同月比6.2%上昇。3月の4.2%から加速し、2010年の統計改定以来の大幅な伸びとなった。8日までの1週間の新規失業保険申請件数は、新型コロナウイルスの感染第1波に見舞われた昨年3月中旬以降で最低となった。VIX指数(恐怖指数)23.13に低下したが、心理的節目の20を上回っている。

過去3日で2000円超下落した日経平均は、米株高の流れを受けて自律反発が見込まれる。幅広い銘柄で買い戻しが見込まれるが、インフレ懸念は払拭されておらず、買い一巡後はハイテクなどグロース(成長)株を中心に次第に上値の重さも意識されそうだ。

市場では「いったん買い戻されても、積極的に上値を追うほどの好材料は足りていない印象。ここ数日のインフレ懸念は完全には材料を消化しておらず、しばらく不安定な動きが続きそうだ」(三井住友DSアセットマネジメントの市川雅浩チーフマーケットストラテジスト)との声が聞かれた。

前営業日終値 年初来高値 年初来安値

日経平均.N225      27448.01 30714.52 27002.18

            -699.50 2021年2月16日 2021年1月6日

シカゴ日経平均先物6月限 27700(円建て)

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