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今日の株式見通し=一進一退、国内の感染者増加で上値は限定的

[東京 13日 ロイター] - きょうの東京株式市場で日経平均株価は、前日終値(2万8015円02銭)近辺での一進一退が想定されている。前日の米国株式市場の上昇を好感し反発スタートした後は、国内での新型コロナウイルス感染者の増加が重しとなり、前日終値近辺でのさえない値動きとなりそうだ。週末の手仕舞い売りにも押され、日経平均の上値は限定的とみられている。

日経平均の予想レンジは2万7800円─2万8100円。

12日の米国株式市場は主要3指数が上昇。ダウ工業株30種とS&P総合500種は3日連続で終値ベースの最高値を更新した。アップル、マイクロソフト、アマゾン・ドット・コム、アルファベット、フェイスブックなどのハイテク大手が上昇を主導した。米新規失業保険申請件数の3週連続での改善も好感された。

現在のドル/円は110.41円付近で、前日午後3時時点の110.39円と同水準。シカゴの日経平均先物9月限(円建て)清算値は2万8055円と前日の現物終値から約40円ほど高い水準となった。日本株は米株高を好感して買い優勢ではじまりそうだが、上値は限定的になるとみられる。12日のフィラデルフィア半導体指数(SOX指数)が6日続落となったことも、日経平均の値がさハイテク株の重しとなりそうだ。

東京都は12日、新たに4989人の新型コロナウイルス感染が確認されたと発表した。これまでの最多は前週の5042人で、直近7日間移動平均は前週比9.0%増の3976人。新規感染者数・重症者数ともに増加傾向となっている。同日に開かれた新型コロナウイルスのモニタリング会議では専門家は「かつてないほどの速度で感染拡大が進み、新規陽性者数が急増しており、制御不能な状況」と指摘しており、依然として予断を許さない状況となっている。

みずほ証券のシニアテクニカルアナリスト、三浦豊氏は、新型コロナウイルスの変異種デルタ株が世界的にまん延している中でも、欧米株が高値更新となるのは、感染者数のピークアウトにあると指摘する。「国内では感染者・重症者ともに過去最多を更新しており、ピークアウトのめどが立たない。足元の感染者急増には上値を抑えられるだろう」という。

主なスケジュールでは、国内で富士フイルムホールディングス、ENEOSホールディングスなどが企業決算を控えている。米国では7月輸出入物価(労働省)、8月ミシガン大消費者信頼感指数速報値が発表される。

前営業日終値 年初来高値 年初来安値

日経平均      28015.02 30714.52 27002.18

-55.49 2021年2月16日 2021年1月6日

シカゴ日経平均先物9月限 28055(円建て)

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