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今日の株式見通し=一進一退、米株安・金利上昇が重し 業績期待は支えに

[東京 11日 ロイター] - きょうの東京株式市場で日経平均株価は、一進一退の展開が予想されている。前週末の米国市場で9月雇用統計発表後に株安・長期金利上昇となった流れが、日本株の重しになりそうだ。一方、10月後半からの国内決算シーズンを前に、好調な企業業績への思惑が相場の支えになるとみられている。

日経平均の予想レンジは2万7800円─2万8300円。

前週末8日の米国株式市場では、主要3指数が下落した。9月の米雇用統計は失望を誘う内容となった。ただ、米連邦準備理事会(FRB)が年内に量的緩和の縮小(テーパリング)を開始するという観測に変化はないとの見方が優勢で、米長期金利は上昇した。

雇用統計は、非農業部門雇用者数が前月比19万4000人増。9カ月ぶりの小幅な増加にとどまり、市場予想の50万人増を大きく下回った。一方、失業率は4.8%と、8月の5.2%から改善し、18カ月ぶりの低水準だった。時間当たり平均賃金の伸びは加速し、前月比0.6%増加した。

東京市場で日経平均は、米市場での金利上昇・株安を受け、上値の重さが意識されそうだ。金利上昇で銀行株が、原油高で鉱業株が、それぞれ堅調になると見込まれる半面、半導体関連など値がさハイテク株は軟調となり、指数の重しになるとみられている。

一方、前週末には、安川電機が通期業績予想の上方修正を発表した。同社は2月決算のため、10月後半から決算発表が本格化する3月決算企業群の先行指標とみなされており、日本企業の好業績への思惑が強まれば相場の支えになりそうだ。

市場では「先週までに海外勢の売りが一巡し、日本株は短期的な底入れをしたとみている。この先、選挙前に売りが強まるとは想定しにくく、基本的には上方向でみていてよさそうだ」(いちよしアセットマネジメントの秋野充成上席執行役員)との見方が示されている。

もっとも、本格的な企業業績の織り込みには決算を待つ必要があるとされ、「先駆けとなる安川電機の決算がどのように評価されるかを、まず確認したい」(秋野氏)との声が聞かれた。

前営業日終値 年初来高値 年初来安値

日経平均      28048.94 30795.78 26954.81

+370.73 2021年9月14日 2021年8月20日

シカゴ日経平均先物当限 28075(円建て)

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