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今日の株式見通し=反発、米引き締めへ過度な懸念が緩和 2万8000円回復も

[東京 12日 ロイター] - きょうの東京株式市場で日経平均株価は、反発が想定されている。米消費者物価指数(CPI)や卸売物価指数(PPI)が市場予想を下回って金融引き締めへの過度な警戒感が和らぎ株価が大幅上昇となった米国市場の流れが波及し、2万8000円の大台を再び回復するとみられている。ただ、米国のインフレは引き続き高水準となっており、買い一巡後は伸び悩みが見込まれている。

日経平均の予想レンジは2万7900円―2万8200円。

東京市場の休場中に米国株式市場は概ね堅調となった。注目されたCPIが市場予想を下回り、インフレピークアウトへの思惑が強まり、米金融引き締めへの過度な警戒感が和らいだ。ただ、前日はPPIが市場予想を下回ったことが好感された一方、連邦準備理事会(FRB)が物価抑制に引き続き積極的な利上げを実施する必要があると認識され米金利が上昇し、ハイテク株比率の高いナスダック総合が下落した。

日経平均は、堅調に始まるとみられる。シカゴ日経平均先物の終値は、10日の現物終値を上回る2万8120円となっており、現物市場でも2万8000円の大台回復が見込まれる。売られていた値がさの半導体関連株や景気敏感株を中心に見直し買いが入るとみられるほか、決算を手がかりにした個別物色も継続しそうだという。一方、2万8000円台では利益確定売りが出やすく、買い一巡後は徐々に上値が重くなるともみられている。

足元の相場について市場では「6月に大きく悲観に振れた反動」(いちよしアセットマネジメントの秋野充成取締役)との見方が出ている。上昇トレンドに入ったとはいえないとして「明確な金融政策転換のシナリオが出てこないと、高値を抜けるのはまだ難しい」(秋野氏)との声が聞かれる。目先では、3月25日高値(2万8338円81銭)と6月9日高値(2万8389円75銭)がレジスタンスと意識されている。

きょうは国内でENEOSホールディングスやパン・パシフィック・インターナショナルホールディングスなどの決算が発表される。米国では、7月米輸出入物価、8月ミシガン大消費者信頼感指数速報値の発表が予定されている。

前営業日終値 年初来高値 年初来安値

日経平均     27819.33 29388.16 24681.74

-180.63 2022/01/05 2022/03/09

シカゴ日経平均先物当限 28120(円建て)

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