August 20, 2017 / 11:05 PM / 5 months ago

今日の株式見通し=小反発、円高一服がプラス材料 米政治不安や北朝鮮リスクが上値圧迫

[東京 21日 ロイター] - きょうの東京株式市場で日経平均株価は、小反発する見通しだ。前週末の米株は下落したが、為替の円高は一服しており日本株の支援材料となると見込まれる。ただ、買い一巡後は、米政治不安や北朝鮮情勢への警戒感を背景に上値が重くなり、マイナス圏に沈む場面も予想される。

日経平均の予想レンジは1万9300円─1万9600円。

18日の米国株式市場で主要3指数はそろって下落した。ホワイトハウスは、トランプ大統領がスティーブン・バノン首席戦略官兼大統領上級顧問を更迭したことを明らかにした。バノン氏は、反ユダヤ主義や白人ナショナリズムの思想を持つと批判を浴びており、バノン氏退任のうわさが広がり始めると株価は上向いたが、引けにかけて上げ幅を削った。

前週末18日の外為市場では、トランプ米大統領の政権運営能力を巡る懸念から、ドルが一時108.61円と4月19日以来4カ月ぶりの安値をつけた。ただ、足元のドル/円JPY=は109円台前半と円高一服となっており、主力輸出株の買い戻しの支援材料となりそうだ。

シカゴの日経平均先物9月限(円建て)清算値は1万9445円、大阪取引所の夜間終値は1万9460円で、前週末の現物株の終値とほぼ同水準にある。円高一服を好感して買い優勢で始まりそうだが、一巡後は前営業日の終値付近でもみ合う展開となるだろう。

きょうから31日まで米韓合同軍事演習が予定されており、北朝鮮が反発し軍事行動に出る懸念もある。フィンランドでは18日、テロと疑われる死傷事件も起きている。みずほ証券シニアテクニカルアナリストの三浦豊氏は「北朝鮮情勢や頻発するテロらしき事件は投資家の心理的重しとなる。米国でのバノン氏の更迭も株価はプラスに反応したが、トランプ政権の政策実行能力に疑問が残る結果となった」と話している。

きょうは国内では主な経済指標の発表は予定されていない。海外では米7月シカゴ連銀全米活動指数が公表される。

*内容を追加更新します。

    前営業日終値 年初来高値 年初来安値

    日経平均.N225      19470.41 20318.11 18224.68

    -232.22 2017年6月20日 2017年4月17日

    シカゴ日経平均先物9月限 19445(円建て)

    辻茉莉花

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