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今日の株式見通し=弱含み、円高が重荷 北朝鮮リスクへの警戒継続
2017年9月7日 / 22:43 / 2ヶ月後

今日の株式見通し=弱含み、円高が重荷 北朝鮮リスクへの警戒継続

[東京 8日 ロイター] - きょうの東京株式市場で日経平均株価は、弱含みの展開が想定されている。前日の米国株は横ばいとなった一方、為替は1ドル108円台前半まで円高方向に振れており、外需大型株の重荷となる見通し。

北朝鮮の建国記念日を翌日に控える中、地政学リスクへの警戒感も続いている。引けにかけては手控えムードが広がり、膠着感を強めそうだ。

日経平均の予想レンジは1万9250円─1万9450円。

前日の米国市場でダウ.DJIは0.1%安で取引を終了。ナスダック総合.IXICは0.07%高と、主要指数はほぼ変わらずとなった。米娯楽大手ウォルト・ディズニー(DIS.N)は業績見通しが嫌気され4%を超す下落。米長期金利の低下で金融株が軟調だった一方、ヘルスケア関連には買いが入った。

外為市場では、欧州中央銀行(ECB)が資産買い入れプログラム縮小に関する決定は10月になりそうだとの見方を示したことを受け、ユーロ/ドルEUR=が大幅に上昇。ドル安/円高も進行した。

シカゴの日経平均先物12月限(円建て)清算値は1万9270円。大阪取引所の同先物12月限夜間終値も同水準を付けている。市場筋によると、11月までの配当落ちの影響は130円程度。これを考慮すると、寄り付きまでに波乱がなければ、東京市場で日経平均は1万9400円近辺でのスタートが見込まれる。

ただ、きょうは9月限の指数先物・オプションのSQ(特別清算指数)算出日。期先へのロールオーバーは順調に進んできたとの見方もあるが、特殊な需給要因で現物指数が上下に振れることに対して留意が必要な局面となる。SQの市場推計値が明らかになったとしても、円高にとどまらず、米長期金利の低下が国内金融株の重しとなるとみられ、主力株は手掛けにくい。

みずほ証券シニアテクニカルアナリストの三浦豊氏は「翌日が北朝鮮の建国記念日にあたるほか、上値の重い米国株は調整も警戒される。SQ近辺がきょうの高値となる可能性がある」と話す。

ほぼ「寄り付き天井」の展開が想定される中、下落局面で200日移動平均線(1万9396円83銭=7日終値)を意識した押し目買いの動きが乏しければ、様子見ムードの中でじり安の流れになると見込まれている。

きょうは国内では4─6月期の国内総生産(GDP)改定値、7月の国際収支などが公表される予定。海外では米7月卸売在庫などの発表を控えている。

前営業日終値 年初来高値 年初来安値

日経平均.N225      19396.52 20318.11 18224.68

+38.55 2017年6月20日 2017年4月17日

シカゴ日経平均先物12月限 19270(円建て)

*内容を追加します。

長田善行

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