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今日の株式見通し=続落、北朝鮮ミサイル発射で警戒感高まる
2017年9月14日 / 23:03 / 10日前

今日の株式見通し=続落、北朝鮮ミサイル発射で警戒感高まる

[東京 15日 ロイター] - きょうの東京株式市場で日経平均株価は、続落すると見込まれる。前日の米株はまちまち、為替の円安も一服しており、売り先行で始まりそうだ。北朝鮮がミサイルを発射したと伝わり、地政学リスクへの警戒感も相場を押し下げそうだ。売り一巡後は日銀のETF(上場投資信託)買いへの期待などで下げ渋る場面も見られると予想される。ただ、3連休を控えポジション調整売りも予想されることから、プラス圏への浮上は難しいとみられる。

日経平均の予想レンジは1万9600円─1万9800円。

前日の米国株式市場で主要3指数はまちまちだった。航空機大手ボーイング主導でダウ.DJIは過去最高値を更新した。一方、S&P500.SPXとナスダック総合.IXICは反落。8月の米消費者物価指数(CPI)が予想を上回ったことで利上げ観測が高まった。米労働省が発表した8月のCPI(季節調整済み)は前月比0.4%上昇、市場予想の0.3%上昇を上回り、7カ月ぶりの大幅な伸びとなった。

朝方の北朝鮮ミサイル発射で、ドル/円JPY=は一時109.55円付近まで急落したが、その後は110円台前半まで戻している。だが、前日の午後3時時点と比べ円安一服感は否めず、主力輸出株は軟調な滑り出しとなりそうだ。

シカゴ日経平均先物12月限(円建て)清算値は1万9735円、大阪取引所の夜間終値は1万9740円となっている。いずれも前日の現物株の終値を下回っており、全体相場は安寄りする公算が大きい。

韓国軍の発表によると、北朝鮮は15日朝、平壌近郊の順安からミサイルを東に向けて発射した。NHKによると、ミサイルは日本の上空を通過した。北朝鮮は8月29日にも順安から弾道ミサイルを発射しており、このときは北海道上空を通過し太平洋に落下した。

国連安全保障理事会は今週前半に北朝鮮への追加制裁決議を全会一致で採択したばかりだ。市場では「中国とロシアが制裁決議に抵抗したため、米国が譲歩した内容となったが、またミサイルを発射したことで決議が意味のないものになってしまった。国内は3連休を控え休み中にも何が起こるかわからないという警戒感を抱えたまま、売られやすい地合いとなろう」(SBI証券客員マーケットアナリストの藤本誠之氏)との声が聞かれた。

きょうは国内での主な指標の発表は予定されていない。海外では、米8月小売売上高、米8月鉱工業生産が発表される。

前営業日終値 年初来高値 年初来安値

日経平均.N225      19807.44 20318.11 18224.68

-58.38 2017年6月20日 2017年4月17日

シカゴ日経平均先物12月限 19735(円建て)

*内容を追加して再送します。

辻茉莉花

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