February 14, 2018 / 10:54 PM / 6 days ago

今日の株式見通し=反発、米国株高で買い戻し 円高基調が上値圧迫

[東京 15日 ロイター] - きょうの東京株式市場で日経平均株価は、反発する見通し。米10年債利回りは上昇したものの米国株は崩れず、ダウは253ドル高となった。売り圧力が強まっていた日本株に対しては、欧米株高を支えに買い戻しの流れが優勢となるとみられるものの、ドル/円JPY=は足元では106円台後半で推移しており、円高基調が上値を圧迫する要因となりそうだ。

日経平均の予想レンジは2万1200円─2万1500円。

注目された米1月消費者物価指数(CPI、季節調整済み)は前月比0.5%上昇と、市場予想の0.3%上昇を上回った。これを受け米10年債利回りは上昇し、4年ぶりの高水準を付けた。一方、警戒された株式市場のネガティブな反応は限定的だった。ロンドン市場では米CPI発表後、一時株価が急落したものの、急速に持ち直した。資源関連株や金融株が上昇した。

金利上昇を好感し、ニューヨーク市場でも金融セクターは大幅高となったほか、ハイテク関連株も堅調に推移した。シカゴ・オプション取引所(CBOE)のボラティリティー・インデックス(VIX).VIXはザラ場ベースでは2月5日以降、初めて20を下回った。スキュー指数.SKEWXも急低下し、同日以来の低水準となった。

14日発表の米1月小売売上高が増加予想に反して前月比0.3%減と、昨年2月以来の大幅な落ち込みとなったことから、インフレ懸念の広がりは抑えられたとの見方もある。

大阪取引所のナイト・セッションで、日経平均先物3月限は一時2万1000円を割れる場面があったが、その後は切り返し、夜間取引の終値は2万1460円となった。シカゴの清算値(円建て)はさらに一段上の2万1495円を付けている。東京市場では序盤、これらの水準が意識され、急反発して始まる公算が大きい。

ただ為替が日本株の重しとなり、ショートカバー一巡後はプラス圏でもみ合う展開となりそうだ。3月期末の決算を前に、国内機関投資家による益出し売りが出やすい時期に差し掛かるなど季節的な需給要因も意識されている。

いちよしアセットマネジメント・上席執行役員の秋野充成氏は「米CPIに対し市場は身構えていた。CPIが上昇すれば金利が上がるとみられていたが、意表を突かれなかっただけにボラティリティ―が低下した」と指摘。ただ「米国株の暴落前に比べれば世界的にはまだリスクオフの局面。米国株が買われても、自然体で円高になりやすい状況にあり、ドル/円が元の水準に戻るのは難しい。日経平均で2万1500円より上は重くなるだろう」とみる。

    きょうは国内では12月機械受注、12月鉱工業生産確報が公表される予定。海外では中国市場が春節のため21日まで休場。このほか、米1月卸売物価指数、米1月鉱工業生産などが発表される予定となっている。

    前営業日終値 昨年来高値 昨年来安値

    日経平均.N225      21154.17 24129.34 18224.68

    -90.51 2018年1月23日 2017年4月17日

    シカゴ日経平均先物3月限 21495(円建て)

    長田善行

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