February 15, 2018 / 10:51 PM / 6 months ago

今日の株式見通し=一進一退、米株高と円高の強弱材料混在 日銀人事案提示で上下も

[東京 16日 ロイター] - きょうの東京株式市場で日経平均株価は、一進一退の展開となる見通し。前日の米ダウ.DJIは5日続伸し、上昇幅は300ドルを超えたものの、ドル/円JPY=が105円台に接近しつつあり、日本株に対しては米株高と円高の強弱材料が混在している。日銀の正副総裁人事案が国会に提示されるとみられる中、金融政策への思惑から指数が上下に振れる場面も想定されている。

日経平均の予想レンジは2万1200円─2万1600円。

米国株式市場では、主要3指数がそろって1%を超す上昇となった。1月米卸売物価指数(PPI)は前月から伸びが加速したものの、市場の反応は限定的だった。著名投資家ウォーレン・バフェット氏が率いる投資会社バークシャー・ハザウェイ(BRKa.N)が、アップル株(AAPL.O)の大幅な買い増しを公表し、アップル株が上昇したほか、好決算を発表したネットワーク機器大手のシスコシステムズ(CSCO.O)が大幅高となった。

日本時間の16日未明には、政府が同日にも衆参両院の議院運営委員会理事会に日銀の正副総裁など国会の同意が必要な人事案を示し、黒田東彦総裁の再任のほか、副総裁に日銀の雨宮正佳理事と早大の若田部昌澄教授を充てる案が検討されていると、日本経済新聞電子版が報じた。これを受け為替は一旦、ドル高・円安の反応をみせたが、やがて値を消し、106円割れ寸前の水準まで円高が進行した。

日経平均先物3月限は夜間取引で一時2万1600円台まで上昇したが、やがて上げ幅を縮小。大阪取引所の夜間の終値は2万1460円。シカゴの同先物3月限清算値(円建て)は2万1475円と、前日の現物終値とほぼ横ばいの水準となった。

副総裁にリフレ派として知られる若田部昌澄教授を充てる案を検討中とする日経報道については「仮にそうなれば株にはいい話。ザラ場中に提示されれば、それなりに市場は反応しそうだ」(東洋証券ストラテジストの大塚竜太氏)との声が出ている。だが、同報道は提示日の延期や人事案差し替えが求められる可能性があるとも言及している。「調整が難航するリスクがあり、ややこしい面もある」(同氏)という。

日銀の人事案に市場の関心が向かう中、一段のドル安・円高が進行すれば、来期の企業業績に対する警戒感が強まりそうだ。アジア市場が春節入りで休場となる中、高い流動性を持つ東京市場では、先物への仕掛け的な売買により指数が上下に振れるボラタイルな展開になる可能性もある。

きょうは国内では主な経済指標の発表は予定されていない。海外では米1月輸出入物価、米2月ミシガン大消費者信頼感指数速報値などが公表される予定となっている。

前営業日終値 昨年来高値 昨年来安値

日経平均.N225      21464.98 24129.34 18224.68

+310.81 2018年1月23日 2017年4月17日

シカゴ日経平均先物3月限 21475(円建て)

*内容を追加しました。

長田善行

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