March 7, 2018 / 10:58 PM / 9 months ago

今日の株式見通し=堅調、貿易戦争巡る過度な懸念の緩和で

[東京 8日 ロイター] - きょうの東京株式市場で日経平均株価は、堅調な推移が見込まれる。コーン米国家経済会議(NEC)委員長の辞任を受けて貿易戦争を巡る懸念が強まっていたが、輸入制限からメキシコとカナダなどが除外される可能性があるとの米ホワイトハウスの説明があり、過度な懸念はやや和らいだもよう。

前日の米株価はまちまちな動きだったが、為替が円安方向に振れており、相場を支援しそうだ。

日経平均の予想レンジは2万1300円─2万1600円。

前日の米株はまちまち。S&P総合500種.SPXはコーン氏の辞任を受けた荒い値動きの後、小幅安で取引を終了した。鉄鋼とアルミニウムに対する輸入関税について、一部の国の適用除外の可能性が発表され、下げを縮小した。関税導入の場合、金属価格の上昇や外国の対抗措置などの悪影響を受ける可能性がある製造業の下げが重しとなって、ダウ工業株30種.DJIは0.33%安。一方、ナスダック総合.IXICは0.33%高だった。シカゴの日経平均先物3月限(円建て)清算値は2万1440円、大阪取引所の夜間終値は2万1450円。

前日の米市場の動きを踏まえると、コーン氏の辞任については「一応、織り込んだ」(いちよしアセットマネジメントの上席執行役員、秋野充成氏)との声がある。「ポジティブ材料ではないが、今は景況感も良く、大枠で適温相場は崩れていない。こういう状況下での辞任だったため、影響はさほどない」という。

為替は1ドル106円台前半と円安方向に振れており、目先の相場を支援しそうだ。もっとも、日経平均は2万1500円付近では戻り待ちの売り圧力が高まるとみられている。円高への警戒感はくすぶり続けている上、今週はメジャーSQ(特別清算指数)算出を控えていることもあって、上昇しても上値は限られそうだ。

主なスケジュールとしては、日本で1月国際収支や10─12月期GDP2次速報値などが発表される。海外では、中国2月貿易統計や豪1月貿易収支、米新規失業保険申請件数などの発表があるほか、ECB理事会と同総裁会見が予定されている。

前営業日終値 昨年来高値 昨年来安値

日経平均.N225      21252.72 24129.34 18224.68

-165.04 2018年1月23日 2017年4月17日

シカゴ日経平均先物3月限 21440(円建て)

*内容を追加します。

平田紀之

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