March 8, 2018 / 11:26 PM / 7 months ago

今日の株式見通し=堅調、米株高を引き継ぎ 貿易戦争の懸念緩和

[東京 9日 ロイター] - きょうの東京株式市場で日経平均株価は、堅調に推移しそうだ。米国株式市場で主要3指数がいずれも上昇して終了した流れを引き継ぐとみられる。

トランプ米大統領が鉄鋼などへの輸入関税導入を巡って態度を軟化させたとの見方が広がり、市場の重しとなっていた貿易戦争への懸念が和らいだ。為替の円高一服も相場の支えになる。

日経平均の予想レンジは2万1400円─2万1700円。

米国株式市場は主要3指数がいずれも上昇した。米関税政策を巡って輸入制限に例外が設けられ一律には適用されないことが伝わると、主要株価指数は上昇した。トランプ米大統領は8日の記者会見で、鉄鋼とアルミニウムにそれぞれ25%と10%の関税を課す輸入制限を実施すると正式に発表し、カナダとメキシコを対象外とすることにも言及した。政府高官によると、カナダとメキシコ以外の国も適用除外を申請することは可能だが、除外をいつ認めるかなどは明らかになっていない。

シカゴの日経平均先物6月限(円建て)清算値は2万1465円、大阪取引所の夜間終値は2万1440円。市場筋によると配当落ちの影響は160円程度。寄り付きの東京市場では、これを考慮して高く始まりそうだ。きょうはメジャーSQ(特別清算指数)算出を控えている。

ドル/円は106円前半で円高が一服。シカゴ・オプション取引所(CBOE)のボラティリティー・インデックス(恐怖指数、VIX)も16台に低下した。

東京市場は米株高の流れを引き継ぎ、堅調な地合いになりそうだ。「心理的節目の2万1500円をあっさり上抜ければ、さらに上伸の余地がある」(日本アジア証券のエクイティ・ストラテジスト、清水三津雄氏)との声も聞かれる。買い一巡後は、きょう発表される2月米雇用統計を控えて、様子見ムードが強まりやすいという。

主なスケジュールとしては、日銀の金融政策決定会合の結果発表と総裁会見がある。政策の現状維持が予想され、会見では出口戦略についての考え方などに関心が集まる。海外では、米雇用統計のほか、中国2月消費者物価指数・生産者物価指数、独1月鉱工業生産指数、同1月貿易収支などの発表がある。

前営業日終値 昨年来高値 昨年来安値

日経平均.N225      21368.07 24129.34 18224.68

+115.35 2018年1月23日 2017年4月17日

シカゴ日経平均先物6月限 21465

平田紀之

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