March 14, 2018 / 10:51 PM / 3 months ago

今日の株式見通し=もみあい、米国株に連れ安後は下値の堅さを意識

[東京 15日 ロイター] - きょうの東京株式市場で、日経平均株価はもみあいの展開となる見通し。前日の米国株安や円高基調が重しとなり、序盤は売りが先行するとみられている。国内では財務省による決裁文書書き換え問題に端を発した政治動向への懸念が根強い。

ただ日本株は連日、下値の堅さをみせている。3月期末配当の権利取り需要もあり、売り一巡後は下げ渋る動きとなると予想されている。

日経平均の予想レンジは2万1650円─2万1850円。

米国市場ではダウ.DJIが248ドル安。下落率は1%となった。トランプ米政権が中国からの600億ドルの輸入品に関税をかけることを計画していると関係筋がロイターに明らかにした。主な標的はテクノロジー、通信、衣料分野という。報復措置の影響が特に大きいとみられる航空機大手ボーイング(BA.N)が売られ、ダウの押し下げ要因となった。米金利の低下で金融セクターも軟調。米2月小売売上高が3カ月連続で落ち込んだことも相場の重しとなった。

夜間取引で日経平均先物6月限は下落。シカゴの清算値(円建て)は2万1555円。大阪取引所の夜間終値は2万1560円を付けている。市場が推計する3月期末の配当落ち分は約160円。これを考慮すると、寄り付きの東京市場で日経平均は2万1700円台前半で始まる公算が大きい。

外為市場でドル/円JPY=は106円台前半で推移している。国家経済会議(NEC)次期委員長に指名された保守派の経済評論家ラリー・カドロー氏は14日、CNBCのインタビューで、強く安定したドルが米経済の成長にとって重要との考えを示したが、目立った反応は出ていない。

日米の政治リスクへの懸念がくすぶる一方、日経平均は今週に入り、25日移動平均線が位置する2万1700円近辺で下げが一服する展開が続いている。高値引けとなった13日の上昇は、海外勢が主導したとの観測もある。「一方的に売られるような感じでもない。一部の海外投資家は(日本株を)バーゲンハンティングの対象ととらえているようだ」(東洋証券ストラテジストの大塚竜太氏)という。

もっとも直近では商いが低調なのも事実。積極的に上値を追う姿勢は限定的とみられており、高値圏では戻り待ちの売りが出ることも想定されている。

きょうは国内では2月マンション発売動向(不動産経済研究所)が公表される予定。海外では米2月輸出入物価、米3月ニューヨーク州製造業業況指数などの発表が控えている。

前営業日終値 昨年来高値 昨年来安値

日経平均.N225      21777.29 24129.34 18224.68

-190.81 2018年1月23日 2017年4月17日

シカゴ日経平均先物6月限 21555(円建て)

*内容を追加します。

    長田善行

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