May 29, 2018 / 10:43 PM / 3 months ago

今日の株式見通し=軟調継続、イタリア政局の混迷を警戒 円高も重し

[東京 30日 ロイター] - きょうの東京株式市場で日経平均株価は、軟調継続が見込まれる。イタリア政局が混迷しユーロ圏の安定を脅かすとの懸念が強まって欧米株安となった前日の流れを引き継ぎそうだ。為替が円高方向に振れていることも相場の重しになる。もっとも、日銀の上場投資信託(ETF)買いへの思惑もあって、売りが先行した後は安値圏でのもみあいに移行すると予想される。

日経平均の予想レンジは2万1900円─2万2200円。

イタリアではEUに懐疑的な大衆迎合主義(ポピュリズム)政党の支持拡大への警戒感が強まっている。再選挙実施の可能性も出てきており、前日の欧米市場では同国のユーロ圏離脱リスクが意識されて大幅な株安となった。シカゴ・オプション取引所(CBOE)のボラティリティー・インデックス(VIX指数)は前の日の13.22から一時18.78に上昇した。

日経平均先物6月限はシカゴの清算値(円建て)、大阪取引所の夜間終値ともに2万2020円まで下落。寄り付きは同水準を意識して売りが先行するとみられる。為替は1ドル108円台、1ユーロ125円台に下落しており、円高基調の継続も重しとなる。市場では「欧州情勢や対中制裁関税などが警戒され、リスクオフ的な動きになっている。当面、内外で不安定な動きが続くのはやむを得ない」(みずほ証券・シニアテクニカルアナリストの三浦豊氏)との見方が出ている。

主なスケジュールとしては、国内で4月商業動態統計、5月消費動向調査、日銀の黒田東彦総裁の発言機会など、海外では米国で5月ADP全米雇用報告、米地区連銀経済報告、1─3月GDP改定値などが発表や「ボルカールール」修正案を検討する会合が予定されている。

前営業日終値 年初来高値 年初来安値

日経平均.N225      22358.43 24129.34 20347.49

-122.66 2018年1月23日 2018年3月26日

シカゴ日経平均先物6月限 22040(円建て)

*内容を追加して再送します。

平田紀之

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