August 22, 2018 / 10:54 PM / in 3 months

今日の株式見通し=方向感乏しい、米中通商協議への警戒で手控えムード

[東京 23日 ロイター] - きょうの東京株式市場で日経平均株価は方向感の乏しい展開となる見通し。日本時間の午後に米国の対中制裁関税第2弾が発動される見込みだが、すでに市場への織り込みが進んでいる。米ナスダックの上昇はハイテク関連株の追い風になるとみられているものの、米中通商協議の内容への警戒感は根強く、全体相場は手控えムードが優勢となりそうだ。

日経平均の予想レンジは2万2200円─2万2500円。

前日の米国市場で主要株価指数は高安まちまち。ナスダックは上昇した一方、ダウは下落。S&P総合500は横ばいで取引を終えた。米連邦準備理事会(FRB)が22日に公表した7月31日─8月1日の連邦公開市場委員会(FOMC)の議事要旨で、世界的な貿易摩擦が企業や家計に及ぼす影響についても議論されたことが明らかになったほか、米国の政治リスクが意識されたことが上値を圧迫する材料となった。

これに対し外為市場でドル/円は足元110円台半ばと、日本時間の前日午後3時時点と比べ若干ながら円安が進行。為替相場の落ち着きは日本株にポジティブな要因となりそうだ。シカゴの日経平均先物9月限清算値(円建て)は2万2365円。大阪取引所の同先物9月限夜間終値は2万2370円を付けている。配当落ち分などを考慮すれば日経平均は小高く始まる可能性があり、200日移動平均線(2万2402円98銭=22日終値)を試す動きが想定される。

日本時間の午後1時過ぎには米国の対中制裁関税第2弾が発動されるとみられている。中国も同規模の報復措置を行うとされているが、「これらは想定の範囲内。それよりも米中通商協議の内容が気掛かり」(アイザワ証券・日本株ストラテジストの清水三津雄氏)との声が聞かれる。

ジャクソンホール会議が控えていることも見送り材料となっている。200日線を一時的に突破したとしても、2万2500円を上回るには材料不足といったところでもある。ただ、国内企業業績を巡っては、アナリスト側の予想が今後、相次いで引き上げられるとの期待もあり、もともと売り込みにくい地合いにある。仮に先物への仕掛け的な売りがあった場合は、5日移動平均線(2万2248円74銭=同)で下げ渋る動きを見せられるかが注視されそうだ。

きょうの主なスケジュールは、国内では6月景気動向指数改定値(内閣府)が公表される予定。米国では7月新築戸建住宅販売が発表される。また25日までの日程でジャクソンホール会議が開催される予定となっている。

前営業日終値 年初来高値 年初来安値

日経平均.N225      22362.55 24129.34 20347.49

+142.82 2018年1月23日 2018年3月26日

シカゴ日経平均先物9月限 22365(円建て)

*内容を追加しました。

長田善行

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