August 29, 2018 / 10:54 PM / 3 months ago

今日の株式見通し=強含み、米株高・円安追い風 2万3000円突破も

[東京 30日 ロイター] - きょうの東京株式市場で日経平均株価は強含みの展開が予想されている。米国株の連日の上昇や1ドル111円台後半まで円安に振れた為替を支えに、買いが先行する見通し。前日まで7連騰と過熱感が意識され、利益確定売りが上値を圧迫するとみられているが、需給環境に対する前向きな見方も広がっており、2万3000円を上抜けて意外高となる余地がある。

日経平均の予想レンジは2万2950円─2万3250円。

前日の米国市場はS&P総合500種とナスダック総合が4営業日連続で最高値を更新した。米取引所の合算出来高は直近20営業日の平均を下回り薄商いとなったものの、ハイテク株が買われ、ナスダックの上昇率は1%近くとなった。北米自由貿易協定(NAFTA)の再交渉を巡り米国とメキシコが大筋合意したことを受け、米国とカナダは協議を再開。融和的な結果になるとの期待感が広がりつつあるという。

シカゴの日経平均先物9月限(円建て)は、清算値は2万2975円となっているが、足元では上げ幅を拡大。日本時間の午前7時台には一時2万3100円を突破した。大阪取引所の同先物9月限は夜間終値が2万2980円となっているが、午前8時45分の取引開始時点ではこれを上回る公算が大きい。

現物指数の日経平均も2万3000円台の回復が視界に入っている。きょう上昇して取引を終えれば8連騰となり、昨年10月の16連騰以来の連続上昇となる。短期的な過熱感も出ているが、2万3000円より上の価格帯は年初からの累積売買高が少ない「真空地帯」。ショートカバーが加速して一段と上昇するシナリオが横たわっている。

また東京証券取引所がまとめた8月20日─8月24日のプログラム売買状況によると、金額ベースの裁定買い残(当限・翌限以降の合計)は、前週比635億円減少し1兆4916億円。今年4月以来の低水準となり、裁定解消売りの余地は狭まりつつある。

市場では「月末のためリスク・パリティー系資金のリバランスによる資金流入が期待されている。さらにCTA(商品投資顧問業者)の買いが加わる可能性もあり、勢いが付きそうな雰囲気もある」(東洋証券ストラテジストの大塚竜太氏)との声が出ていた。

きょうは国内では7月商業動態統計が公表される予定。海外では米7月個人所得・消費支出やユーロ圏8月景況感・業況感指数などの発表が控えている。

前営業日終値 年初来高値 年初来安値

日経平均.N225      22848.22 24129.34 20347.49

+34.75 2018年1月23日 2018年3月26日

シカゴ日経平均先物9月限 22975(円建て)

*内容を追加しました。

長田善行

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