October 18, 2018 / 10:58 PM / a month ago

今日の株式見通し=軟調、外部環境悪化でリスク回避

[東京 19日 ロイター] - きょうの東京株式市場で日経平均株価は軟調な展開が想定されている。前日の米国株は大幅安。サウジアラビア反体制記者の失踪問題やイタリア予算案を巡る欧州連合(EU)当局の警告、中国景気への先行き懸念などを背景に、リスク回避ムードが強まっている。発表を控える中国の経済指標に弱さがみられた場合、売り圧力が一段と高まりやすい。

日経平均の予想レンジは2万2100円─2万2500円。

米国市場でダウとS&P総合500は1%を超す下落。ナスダック総合は2%安となった。ムニューシン米財務長官がサウジで来週開催される経済投資フォーラムへの参加を取りやめる意向を表明。米国とサウジの関係悪化への懸念が広がったほか、欧州市場でイタリア国債利回りが急上昇したことも投資家の警戒を強めた。

トランプ米大統領は18日、サウジの反体制記者ジャマル・カショギ氏について、すでに死亡しているとの見方を示した。サウジの国王や皇太子らがカショギ氏失踪に関与していた場合、「厳しい結果を伴う」と表明している。

また欧州委員会は同日、イタリア政府に対し2019年予算案はEU財政規律から大幅に逸脱しているとの見解を通達。予算案拒否による混乱への警戒も市場心理を悪化させている。

シカゴの日経平均先物12月限は2万2315円。大阪取引所の夜間終値は2万2320円を付けており、前日の現物終値を300円以上下回った。序盤の東京市場で日経平均は大きく下落して始まる見込みだ。

日中は中国7─9月期国内総生産(GDP)や中国9月鉱工業生産、小売売上高、固定資産投資の発表が予定されており、投資家心理を大きく左右しそうだ。「中国の李克強首相が直近で中国経済に対するネガティブな発言をしており警戒感も強い」(アイザワ証券・日本株ストラテジストの清水三津雄氏)との声が出ている。

上海株と人民元の下落が止まらない場合は、日本株も調整を余儀なくされそうだ。10月15日に付けた日経平均の直近安値(2万2261円92銭)を割り込んだ場合はムードがさらに悪化する可能性もある。

きょうは国内では9月の全国消費者物価が公表される予定。海外では米9月中古住宅販売の発表なども控えている。

前営業日終値 年初来高値 年初来安値

日経平均.N225      22658.16 24448.07 20347.49

-182.96 2018年10月2日 2018年3月26日

シカゴ日経平均先物12月限 22315(円建て)

*内容を追加しました。

長田善行

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