November 1, 2018 / 10:49 PM / 17 days ago

今日の株式見通し=弱含み、米アップル決算受け警戒感広がる

[東京 2日 ロイター] - きょうの東京株式市場で日経平均株価は弱含みの見通し。前日の米国株は上昇したが、引け後に決算を発表したアップル(AAPL.O)は時間外取引で下落している。日本時間の今晩には米10月雇用統計の発表も控えている。海外市場の反応に対する警戒感が広がる中、日本株は手仕舞い売りに押されやすい。

日経平均の予想レンジは2万1500円─2万1800円。

米国市場では主要株価3指数がそろって上昇。トランプ米大統領が中国の習近平国家主席と貿易や北朝鮮問題を巡り「非常に良好な」対話を持ったと述べたことで、米中が通商問題を解決できるとの期待が高まった。企業決算も支援材料となった。

シカゴの日経平均先物12月限の清算値(円建て)は2万1765円。大阪取引所の夜間終値は2万1760円を付けており、ともに現物指数の前日終値を上回った。

だが、米国市場の引け後にアップルが発表した業績見通しが投資家心理を冷やしている。年末商戦を含む第1・四半期(10─12月)の売上高は890億─930億ドルになる見通し。レンジの中間値はリフィニティブがまとめた市場予想930億ドルを下回っている。新興国市場の弱含みや為替相場の影響などを反映し、慎重な計画となったとみられている。

時間外取引でアップル株は大幅安。シカゴの日経平均先物も、足元では2万1600円台後半での値動きとなっている。

SMBC日興証券・投資情報部部長の太田千尋氏は「為替もややドル安・円高に振れており、これを嫌気した売りに押されそう。2万1500円程度がきょうのレンジの下限になるのではないか」と話す。

一方、前日の東京市場では携帯大手3社の株価が急落し、日本株の重しとなった。 KDDI(9433.T)の高橋誠社長は1日の決算会見で、NTTドコモ(9437.T)が大規模な値下げを表明したことについて、同規模の値下げには慎重姿勢を示し、「ドコモのように最初から減益を発表するつもりはない」と述べた。携帯大手株に買い戻しが入れば、全体相場の下支え要因となる余地が生じる。

きょうは国内では10月マネタリーベース(日銀)が公表される予定。新日鉄住金(5401.T)、伊藤忠商事(8001.T)などが決算発表を行う。海外では米10月雇用統計が公表される予定。先行して発表された10月ADP全米雇用報告で民間部門雇用者数は大幅増となっていた。雇用統計発表後の米金利・米国株の反応が注視される。このほか、米国の9月貿易収支、製造業新規受注、耐久財受注改定値などの発表も控えている。

前営業日終値 年初来高値 年初来安値

日経平均.N225      21687.65 24448.07 20347.49

-232.81 2018年10月2日 2018年3月26日

シカゴ日経平均先物12月限 21765(円建て)

*内容を追加しました。

長田善行

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