November 27, 2018 / 10:39 PM / 13 days ago

今日の株式見通し=高寄り後伸び悩み、FRB議長講演など控え

[東京 28日 ロイター] - きょうの東京株式市場で日経平均株価は、買い先行後伸び悩む展開となる見通し。前日の米国市場でダウは上昇したがナスダックは横ばいで終了した。為替がやや円安に振れたことを支えに日本株は上昇スタートが見込まれるが、パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長講演や週末の米中首脳会談など重要イベントを控えており、積極的な売買は手控えられるとみられている。

日経平均の予想レンジは2万1850円─2万2150円。

米国市場でダウは一時200ドルを超す下げとなったが、プラス圏に浮上した。米国家経済会議(NEC)のカドロー委員長が12月1日に予定される米中首脳会談について、中国との通商問題の解決に向けた機会になるとの見解を示したことが支援材料となった。ただカドロー氏は、ホワイトハウスはこれまでのところ中国側の反応に満足していないとも述べている。

ヘルスケアや消費財セクターは堅調だったが、トランプ大統領が補助金カットの可能性を示唆したゼネラル・モーターズ(GM)(GM.N)は2.5%安。中国の鉄鋼先物が弱気相場入りしたことを受け、鉄鋼株にも売りが出た。欧州市場でも自動車株は軟調。トランプ氏が20カ国・地域(G20)首脳会議後、輸入車への関税を判断する可能性があるとドイツ誌が報じたことが重しとなった。

日経平均先物12月限は、大阪取引所の夜間終値が2万2070円。シカゴ・マーカンタイル取引所の清算値(円建て)が2万2095円を付けているが、オーバーナイトの先物は上値の重さが意識された。序盤の東京市場で日経平均はこれらの水準を意識し上昇して始まるとみられるが、買い一巡後は戻り売りに押される展開が想定されている。

みずほ証券シニアテクニカルアナリスト・三浦豊氏は「米中首脳会談の結果が出るまで売り買いするのは難しい。円安の背景にあるドル高の要因は欧州通貨安。自動車関税の話も出ており、『いい円安』とも言えない」と指摘。「日経平均は2万2000円を挟んだもみあいとなりそう」とみる。

FRBのクラリダ副議長は27日、引き続き緩やかな利上げを継続する必要があると表明。予想よりハト派ではないとの受け止めも広がったが、米10年債利回りに目立った反応は出ておらず、「市場の評価もまだ定まっていない」(国内証券)という。パウエルFRB議長の講演や今後のトランプ米大統領の発言などを受けた海外市場の反応を見極めたいとの姿勢が強まっている。

きょうは国内では主な経済指標の発表などは予定されていない。霞ヶ関キャピタル (3498.T)が東証マザーズに新規上場する。公開価格は3240円。海外ではパウエルFRB議長講演のほか、米7─9月期国内総生産(GDP)改定値、米10月新築戸建住宅販売などの公表を控えている。

前営業日終値 年初来高値 年初来安値

日経平均.N225      21952.40 24448.07 20347.49

+140.40 2018年10月2日 2018年3月26日

シカゴ日経平均先物12月限 22095(円建て)

*内容を追加しました。

長田善行

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