January 9, 2019 / 10:47 PM / 5 months ago

今日の株式見通し=軟調、円高基調が重荷 米株高は下支え

[東京 10日 ロイター] - きょうの東京株式市場で、日経平均株価は軟調な展開が見込まれる。一時1ドル108円を下回る水準まで円高に振れた為替が重荷となる見通し。ただ米国株の上昇を支えに、売り一巡後は底堅い動きとなりそうだ。安川電機(6506.T)の決算発表や翌日のオプションSQ(特別清算指数)算出を控え、後場は様子見ムードが広がりやすい。

日経平均の予想レンジは2万0200円─2万0500円。

米国市場で主要株価3指数はそろって上昇。投資家の不安心理を示すとされるVIX指数.VIXの終値は1カ月ぶりに20を下回った。アップル(AAPL.O)は1%を超す上昇。半導体関連に買いが入ったほか、原油相場の上昇を受けエネルギーセクターも堅調だった。

米通商代表部(USTR)は9日終了した米中次官級通商協議で、中国側が米国から農業・エネルギーなどの製品やサービスを「相当量」購入することを約束したと明らかにした。貿易摩擦に対する懸念が和らいだ一方で、米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨がハト派的な内容だったことなどを背景にドル安が進行。シカゴの日経平均先物3月限(円建て)清算値は2万0250円を付けている。

東京市場で日経平均は前日まで3日続伸。この間の上昇幅は終値ベースで850円超と急ピッチな上げとなっている。円高を背景に利益確定売りが広がりやすい地合いにあるが、米ダウが25日移動平均線を上回って推移するなど、米国株の地合いは好転。売り込みにくさが意識されそうだ。

市場では「日経平均も2万1000円どころまで本来は戻っても不思議ではないが、円高はマイナス要因。売り一巡後は下げ渋るイメージだ」(アイザワ証券・日本株ストラテジストの清水三津雄氏)との声が聞かれる。

2月期決算の安川電機による第3・四半期業績の発表も投資家の関心が高い。世界景気の減速懸念が広がる中、同社の業績見通しの変化の有無が投資家心理に影響をもたらしそうだ。このほか、日経平均に対する指数寄与度の高いファーストリテイリング(9983.T)の第1・四半期決算発表も予定されている。翌日は1月限日経平均オプションのSQ算出日となるため、様子見ムードが広がる公算が大きい。

国内では日銀支店長会議が開かれるほか、11月消費活動指数(日銀)、11月景気動向指数速報(内閣府)が公表される予定。海外では米11月卸売在庫(商務省)、パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の講演などが控えている。

前営業日終値 昨年来高値 昨年来安値

日経平均.N225      20427.06 24448.07 18948.58

+223.02 2018年10月2日 2018年12月26日

シカゴ日経平均先物3月限 20250(円建て)

*内容を追加して再送します。

長田善行

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