April 9, 2019 / 10:38 PM / 13 days ago

今日の株式見通し=反落、米国株安を嫌気 貿易摩擦や世界景気の減速懸念

[東京 10日 ロイター] - きょうの東京株式市場で、日経平均株価は反落となりそうだ。前日の米国株市場で主要3指数がそろって下落。為替も1ドル111円前半と前日からやや円高方向に振れている。貿易摩擦に対する不透明感や世界経済の減速懸念なども投資家心理を圧迫し、朝方は売りが先行するとみられる。

円高が進行したり中国株が大きく下落したりすれば日本株への下押し圧力も強まりそうだが、25日移動平均線(2万1467円89銭=9日)はいったんの下値サポートとして意識される。

日経平均の予想レンジは2万1500円─2万1800円。

前日は、トランプ米大統領が110億ドル分の欧州連合(EU)製品に関税を課すと表明。国際通貨基金(IMF)は2019年の世界経済の成長見通しを1月時点の見通しから0.2ポイント引き下げた。これらがセンチメントを悪化させ、米国株市場でダウが190ドル下落、S&P総合500種は9日ぶりに反落した。[nL3N21R404]

米中通商交渉が進む中でEU製品への関税は予想外だとの声も聞かれる。シカゴの日経平均先物6月限(円建て)清算値は2万1615円、大阪取引所の夜間終値は2万1620円と、ともに現物指数の前日終値を下回っており、朝方は同水準を意識して安く始まるとみられる。

その後は為替や中国株、米株先物などの動向をにらみとなりそうだ。米フィラデルフィア半導体指数(SOX指数).SOXが下落した流れを引き継ぎ日本市場でも値がさのハイテク株が売られれば、日経平均も下げ幅を拡大しそうだ。

外部環境を踏まえれば、プラス転換は難しいとみられている。市場からは「貿易摩擦に関する不透明感は中国だけではないということが再認識された。欧州の次は日本、という警戒感がある。ただ、米国の方も決算シーズンを迎える。そこで悪いムードを払拭する可能性もある」(アイザワ証券の日本株ストラテジスト、清水三津雄氏)との声が出ていた。

朝方に2月機械受注が発表されるほか、午後3時に3月工作機械受注が発表される。工作機械は中国向けの受注動向に関心が集まっている。イオン(8267.T)やユニー・ファミリーマートホールディングス(8028.T)などの決算発表などもある。海外では、3月米消費者物価指数や3月開催の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨などが発表される。欧州中央銀行(ECB)理事会やドラギ総裁の記者会見も予定されている。

前営業日終値 年初来高値 年初来安値

日経平均.N225      21802.59 21900.55 19241.37

+40.94 2019年4月8日 2019年1月4日

シカゴ日経平均先物6月限 21615(円建て)

*内容を追加しました。

杉山健太郎

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