May 23, 2019 / 10:46 PM / 3 months ago

今日の株式見通し=続落、米株安・円高が重荷 戻りは鈍いか

[東京 24日 ロイター] - きょうの東京株式市場で日経平均株価は続落となりそうだ。米中貿易摩擦の長期化が懸念される中、前日の米国株が下落。為替も1ドル109円半ばと円高方向に振れており、東京市場は大きく下げて始まるとみられている。一方、トランプ米大統領が中国との貿易戦争が早期に終了するとの見方を示しており、これを好感する形で下げ渋れば、午後にかけて買い戻しが入る可能性もあるが、懸念が完全に払拭できるわけではなく、積極的に買い上げていく展開にはなりにくい。

日経平均の予想レンジは2万0800円─2万1000円。

前日マークイットが発表した5月の製造業購買担当者景気指数(PMI)速報値は50.6と、2009年9月以来の低水準。4月の新築一戸建て住宅の販売戸数(季節調整済み)が年率換算で前月比6.9%減と予想を超える落ち込みとなった。貿易摩擦による悪影響の拡大が懸念され、安全とみられる米国債が買われた。米10年債利回りは一時2.292%と2017年10月以来の低水準を付け、外為市場でもドル安/円高が進行した。

米国株市場の主要3指数はそろって下落。シカゴの日経平均先物6月限(円建て)清算値、大阪取引所の夜間終値はいずれも2万0860円と、前日の現物終値を大きく下回っており、朝方は同水準を意識して続落スタートとなりそうだ。

一方、トランプ大統領は23日、ホワイトハウスで「多くの企業が中国から他の国に拠点を移すことを中国政府が望むとは考えられないため、中国との協議は早期に進展するとみている」と述べたほか、ファーウェイ問題についても中国との通商合意の一環で問題が解決される可能性があると語った。[nL4N22Z4LO]これらの発言が米中対立への懸念を緩和し、上海株が大きく下落しなければ日本株への安心材料となり得る。

市場からは「米国は曲がりなりにも200日線を維持しているほか、フィラデルフィア半導体指数も大きく下げた後、下げ幅を縮めた。日本株も朝安後は下げ渋って下げ幅を縮める可能性がある」(みずほ証券のシニアテクニカルアナリスト、三浦豊氏)との声が出ていた。

きょうは日本で4月全国消費者物価指数、海外で米4月耐久財受注などが発表される。欧州では英国のメイ英首相への辞任要求が高まっており、グレグジットを巡る不安が高まっている。

前営業日終値 年初来高値 年初来安値

日経平均.N225      21151.14 22362.92 19241.37

-132.23 2019年4月24日 2019年1月4日

シカゴ日経平均先物6月限 20860(円建て)

*内容を追加しました。

杉山健太郎

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