July 9, 2019 / 10:40 PM / 7 days ago

今日の株式見通し=イベント控え一進一退、上海株にらみ

[東京 10日 ロイター] - きょうの東京株式市場で、日経平均は一進一退となりそうだ。パウエル米連邦準備理事会(FRB)の議会証言を前に様子見ムードが強い。為替は1ドル108円後半で横ばい圏。日中は上海株などの動向をにらみながら方向感なく推移するとみられている。薄商いの中、ETF(上場投資信託)分配金捻出のための換金売りが出た場合は上値が重くなる可能性もある。

日経平均の予想レンジは2万1450円─2万1650円。

前日の米国株市場で主要3指数はまちまち。ダウ平均が続落した一方、S&P500が小反発し、ナスダック総合も上昇した。アマゾン・ドット・コム(AMZN.O)、フェイスブック(FB.O)、アップル(AAPL.O)などのハイテク株が買われ、S&Pとナスダックの上昇に寄与した。

きょうはパウエルFRB議長の半期に一度の議会証言が最大の注目。先週発表された底堅い6月の米雇用統計を受け、今月のFOMCで50ベーシスポイント(bp)の大幅利下げが実施されるという期待は後退しているが、今後の金融政策についてどのような見解を示すか見極めたいという向きが多い。

シカゴの日経平均先物9月限(円建て)清算値は2万1500円、大阪取引所の夜間終値は2万1510円だった。朝方は同水準を意識し、小幅安か横ばい圏での始まりとなりそうだ。

ETF(上場投資信託)分配金捻出のための換金売りが下押し要因となる可能性もあるが、大崩れする心配はないとの見方も出ている。米国株市場でフィラデルフィア半導体指数.soxが上昇した流れを引き継ぎ、東京市場で値がさのハイテク関連株が買われた場合は下支えになるとみられる。

市場からは「パウエル議長の講演で米国株がどのように反応するか読み切れない中、あえてポジションをとる動きは出てこないだろいう。最近は上海株に振り回されるケースも散見されるので、上海絡みの動きには注意が必要だ」(みずほ証券のシニアテクニカルアナリスト、三浦豊氏)との声が出ていた。朝方はカドロー米NEC委員長の米中通商担当者の電話協議は建設的だったという発言が伝わったが、楽観視はできないという。

主なスケジュールは、ユニー・ファミリーマートホールディングス(8028.T)、良品計画(7453.T)などの決算発表がある。海外では、カナダ中銀の金利発表や6月18─19日開催の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨の公表などがある。

前営業日終値 年初来高値 年初来安値

日経平均.N225      21565.15 22362.92 19241.37

+30.80 2019年4月24日 2019年1月4日

シカゴ日経平均先物9月限 21500(円建て)

*内容を追加しました。

杉山健太郎

0 : 0
  • narrow-browser-and-phone
  • medium-browser-and-portrait-tablet
  • landscape-tablet
  • medium-wide-browser
  • wide-browser-and-larger
  • medium-browser-and-landscape-tablet
  • medium-wide-browser-and-larger
  • above-phone
  • portrait-tablet-and-above
  • above-portrait-tablet
  • landscape-tablet-and-above
  • landscape-tablet-and-medium-wide-browser
  • portrait-tablet-and-below
  • landscape-tablet-and-below