July 10, 2019 / 10:42 PM / 2 months ago

今日の株式見通し=上値重い、円高を嫌気 安川電の決算にも注目

[東京 11日 ロイター] - きょうの東京株式市場で、日経平均株価は上値が重い展開が予想されている。パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の議会証言で7月の利下げ期待が高まり、為替が円高方向に振れている。米国株高は投資家心理の支えとなりそうだが、日本株は円高基調を嫌気して軟調に推移するとみられている。大引け後に発表される安川電機(6506.T)の決算も注目される。

日経平均の予想レンジは2万1400円─2万1600円。

パウエルFRB議長は10日、下院金融サービス委員会で証言し、貿易摩擦や世界経済の減速による米景気拡大への影響に対処するため「必要に応じ行動する」と表明。今月末に開催する米連邦公開市場委員会(FOMC)で約10年ぶりとなる利下げ実施へ下地を整えた。米国株主要3指数は上昇して反応。S&P500は一時、史上初の3000ポイント台に乗せたほか、ダウ平均株価は取引時間中の最高値を更新。ハイテク株の多いナスダック総合指数は終値で最高値を更新した。[nL4N24B3T2]

一方、米10年国債利回りは低下。外為市場ではドル安の流れとなった。前日午後3時時点の1ドル108円後半から108円前半に円高が進行した。

シカゴの日経平均先物9月限(円建て)清算値、大阪取引所の夜間終値はともに2万1530円で、現物の前日終値近辺となっている。市場からは「米国株はパウエル議長の発言を好感して上昇したが、日本株は円高が重しとなって追随できない」(国内証券)との見方も聞かれ、横ばい圏で始まった後は弱含む可能性がある。

米国株市場でフィラデルフィア半導体指数.soxが上昇した流れを引き継ぎ、東京市場で値がさのハイテク関連株が買われれば下値を支えそうだ。テクニカルでは、2万1400円台前半で推移している75日移動平均線が下値サポートとして意識されている。リスクオンムードが強まり上海株や米国株先物などが上昇すれば、日本株も好感してプラス圏に浮上する展開もあり得る。

大引け後には安川電機が3─5月期決算を発表する。今後の製造業の決算を占う「試金石」として注目されている。このほかローソン(2651.T)、ファーストリテイリング(9983.T)などの決算発表もある。海外では、パウエルFRB議長が上院銀行委員会で証言する。

前営業日終値 年初来高値 年初来安値

日経平均.N225      21533.48 22362.92 19241.37

-31.67 2019年4月24日 2019年1月4日

シカゴ日経平均先物9月限 21530(円建て)

*内容を追加しました。

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