February 26, 2020 / 10:54 PM / a month ago

今日の株式見通し=続落、新型ウイルスを巡るニュースに敏感

[東京 27日 ロイター] - きょうの東京株式市場で日経平均株価は、続落が想定されている。前日の米国株式市場は新型コロナウイルスによる肺炎の拡大を巡るニュースに敏感に反応する展開となり、まちまち。東京株式市場でも新型ウイルスの感染拡大への警戒感が相場を支配する展開となりそうだ。売り一巡後は値ごろ感からの押し目買いや自律反発狙いの買いが入り下げ渋る展開もあるものの、戻りは限定的だという。

日経平均の予想レンジは2万2100円─2万2400円。

26日の米国株式市場はダウ工業株30種とS&P総合500種が5日続落。ニューヨーク州ナッソー郡当局が中国に渡航し新型ウイルスに感染した恐れのある83人について経過観察を行っていると明らかにしたことや、米食品医薬品局(FDA)当局者がパンデミック(世界的な大流行)に向かっているとの見方を示したとの報道が相場を圧迫した。

また、ドイツのシュパーン保健相も同国での流行が始まったという認識を示したほか、ブラジル保健当局も感染を確認したと発表。新型ウイルスの感染は5大陸に拡大し、世界的な感染拡大が嫌気されている。

シカゴの日経平均先物3月限(円建て)清算値は2万2205円と、前日の現物終値を下回っており、為替のドル/円は110.40円近辺で前日午後3時時点と同水準。日経平均は続落で寄り付いた後は引き続き新型ウイルスを巡るニュースに敏感に反応する展開となりそうだ。自律反発狙いの買いなどで下げ渋る場面も見られそうだが、新型ウイルスのパンデミックも警戒されていることなどから、大幅に買い戻される展開にはならないという。

SMBC日興証券・投資情報部部長の太田千尋氏は「国内でも連日で感染者数が増え、イベントが中止されたりするなど、新型ウイルスの脅威が身近に迫ってきた。主な2月の経済指標の発表は来週となるため、きょうは新型ウイルスを巡るニュースに支配される一日となるだろう」と指摘する。

日本では安倍晋三首相は26日、今後2週間の大規模なスポーツ・文化イベントについて、中止・延期・規模縮小を要請。また、韓国南東部の大邱と慶尚北道に過去2週間滞在歴のある外国人に対する入国拒否の措置を27日午前0時から発動すると明らかにした。経済活動の停滞に懸念が出ている。

前営業日終値 昨年来高値 昨年来安値

日経平均.N225      22426.19 24115.95 19241.37

-179.22 2020年1月17日 2019年1月4日

シカゴ日経平均先物3月限 22205(円建て)

佐古田麻優

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