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今日の株式見通し=続落、米株安・円高を嫌気 個別では決算を材料視

[東京 29日 ロイター] - きょうの東京株式市場で日経平均株価は、続落が想定されている。オーバーナイトの米国株式市場の反落に加え、外為市場ではドル安/円高が進んでいることもあり、総じて軟調な展開となりそうだ。個別では、前日に市場予想を下回る業績見通しを発表した銘柄を中心に売りが加速するとみられる。

日経平均の予想レンジは2万2400円─2万2600円。

28日の米国株式市場は反落。新型コロナウイルス禍を背景とした消費者信頼感の低下や失望を誘う企業決算、共和党が発表したコロナ追加対策法案が予想を下回る内容だったことで、市場心理が悪化した。企業決算を受け、複合企業スリーエム(3M)は4.8%、マクドナルドは2.5%それぞれ下落した。

外為市場ではドル/円が一時104.95円と3月13日以来の安値を付けた。現在も105円付近と前日午後3時時点に比べて50銭ほど円高方向となっており、引き続き円高が警戒されている。シカゴの日経平均先物9月限(円建て)清算値は2万2515円、大阪取引所の夜間終値は2万2500円と、前日の現物終値を下回っている。日経平均は終日軟調な展開となる可能性が高い。

個別では、前日に決算を発表した銘柄が注目されている。キヤノン7751.T、ファナック6954.Tはいずれも前年実績を大幅に下回る見通しを発表。日産自動車7201.Tは2021年3月期(今期)の連結純損失が6700億円となる見通しを発表、年間配当も無配としており、いずれも株価の動きを見極めたいとの声が多い。

市場では「ネガティブな決算内容を受け個別では売られるとみられるが、押し目買い意欲もある。全体的に大きく崩れる動きとなる可能性は低い」(東洋証券の日本株ストラテジスト、大塚竜太氏)との声が出ていた。

きょうは国内で野村ホールディングス8604.T、三井住友フィナンシャルグループ、花王4452.T、ANAホールディングス9202.Tなどが決算を発表する。米国では米連邦公開市場委員会(FOMC)の声明発表、米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長の会見が予定されているほか、ボーイング、GM、クアルコム、GEなどが決算を発表する。

前営業日終値 年初来高値 年初来安値

日経平均.N225      22657.38 24115.95 16358.19

-58.47 2020年1月17日 2020年3月19日

シカゴ日経平均先物9月限 22515(円建て)

*内容を追加しました

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