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今日の株式見通し=続落、国内での感染再拡大を嫌気

[東京 8日 ロイター] - きょうの東京株式市場で日経平均株価は、軟調な展開が想定される。オーバーナイトの米国株式市場は小幅上昇となったものの、日本株はこのところさえない動きが続いている。国内での新型コロナウイルスの感染再拡大に伴い、政府は東京都に4度目の緊急事態宣言を発令する見通しとなっており、経済停滞への懸念から売りが先行しそうだ。

日経平均の予想レンジは2万8100円─2万8400円。

7日の米国株式市場はS&P総合500種とナスダック総合は終値ベースでの最高値を更新、ダウ工業株30種は104ドル高で取引を終えた。同日に公表された6月の連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨では、政策当局者がまだ金融引き締めに踏み切る用意が整っていない可能性が示唆された。

FOMCの議事要旨によると、当局者は米景気回復の「さらなる著しい進展」について、おおむね「まだ達成されていない」との認識を示した。一方、物価やその他のリスクが具現化した場合、行動を取る用意が整っていなければならないとの見解で一致した。

現在のドル/円は110.65円付近で、前日午後3時時点の110.56円から横ばい水準。シカゴの日経平均先物9月限(円建て)清算値は2万8335円と前日の現物終値(2万8366円95銭=7日)をわずかに下回っている。日経平均はさや寄せして下落した後、国内でのコロナ再拡大が重しとなり、軟調な展開が継続するとみられている。

東京都は7日、新たに920人の新型コロナウイルス感染が確認されたと発表。18日連続で前週比増と増加傾向にあり、複数のメディアは7日、政府が東京都を対象に4回目となる緊急事態宣言を発令する方針を固めていると報じている。

市場では「4回目の緊急事態宣言となると景気回復シナリオが遠のく」(国内証券)との指摘があり、国内で新規の好材料が全くない状態でETF(上場投資信託)の換金売りも警戒され、上値は重くなりそうだ。

主なスケジュールでは、国内で6月景気ウオッチャー調査(内閣府)が公表されるほか、ローソン、セブン&アイ・ホールディングスが企業決算を発表する。

前営業日終値 年初来高値 年初来安値

日経平均      28366.95 30714.52 27002.18

-276.26 2021年2月16日 2021年1月6日

シカゴ日経平均先物9月限 28335(円建て)

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