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今日の株式見通し=小じっかり、買い一巡後は節目にらみ一進一退

[東京 11日 ロイター] - きょうの東京株式市場で、日経平均株価は小じっかりとした動きが想定されている。10日の米国株式市場は主要3指数が上昇した。きょうは先物・オプション6月限のメジャーSQ(特別清算指数)算出を控えており、市場で注目されている。買い一巡後は前日終値(2万8958円56銭=10日)を挟んだ一進一退の値動きとなりそうだ。

日経平均の予想レンジは2万8700円─2万9200円。

10日の米国株式市場では主要3指数が上昇、S&P総合500種指数は終値で最高値を更新した。朝方発表された消費者物価指数(CPI、季節調整済み)統計を受け、インフレの高進が一過性にとどまるとの見方が広がった。

米労働省が10日に発表した5月CPIは、前年同月比5.0%上昇し、2008年8月以来、約13年ぶりの大幅な伸びを記録した。ただ、昨年春に見られた軟調な物価が影響しており、こうしたいわゆるベース効果は6月以降薄れる見込みだ。

現在のドル/円は109.40円付近で、前日午後3時時点の109.50円付近から小幅に円高。シカゴの日経平均先物9月限(円建て)清算値は2万8940円と前日終値からほぼ横ばいでの推移となっている。

市場では「米CPI通過で売り材料が一つ消えたこともあり、市場には安心感が広がるだろう」(国内証券)との声が聞かれる。米長期金利の低下で銀行株をはじめとする景気敏感株には利益確定売りが見込まれるものの、値がさハイテク株を中心に買い戻しが先行し、「日経平均は2万9000円に向けて、再びじりじりとレンジを切り上げていくような動きとなるのではないか」(同)とみられている。

主なスケジュールでは、国内で4─6月法人企業景気予測調査(財務省)、米国で5月卸売物価指数(PPI、連邦統計庁)などの公表を控えている。きょうは6月限のメジャーSQ(特別清算指数)算出日となっており、朝方は不安定な値動きとなる可能性がある。

前営業日終値 年初来高値 年初来安値

日経平均      28958.56 30714.52 27002.18

+97.76 2021年2月16日 2021年1月6日

シカゴ日経平均先物9月限 28940(円建て)

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