(内容を追加しました) [東京 24日 ロイター] - きょうの東京株式市場で日経平均株価は、強含みが想定されている。前日の米国株式 市場が堅調に推移したことが好感されそうだ。日本株は米株離れが進んでいるとの指摘が あるものの、米主要株価3指数の上昇は心理面でプラスに働き、前日までの好地合いを引 き継いで2万7000円を固めに動くとみられる。 日経平均の予想レンジは2万6900円─2万7300円。 23日の米国株式市場は上昇。大型ハイテク株の反発が幅広いセクターの上昇を後押 しした。アップルやマイクロソフトのほか、銀行株も買われた 。主要株価3指数はいずれも堅調となった。 これを受けて日本株は買い優勢で始まるとみられる。日経平均は25日移動平均線が 上向きに転じるなどテクニカル面が改善していることも注目されそうだ。一方で、時間外 取引の米株先物やアジア株の動向で左右されるとの見方もある。 市場では「米国の経済指標もまずまずとの印象で、売り飽き感も出ているとみられて おり、米株は自律反発に向かうとの期待も生じている。どこまで米株離れができるかが当 面の注目点」(岡地証券・投資情報室長の森裕恭氏)との声が聞かれた。 前営業日終値 年初来高値 年初来安値 日経平均 27001.52 29388.16 24681.74 +262.49 2022年1月5 2022年3月9 日 日 シカゴ日経平均先物 27085(円建て 当限 )
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