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今日の株式見通し=続落、米株大幅安を嫌気 下げは限定的

[東京 27日 ロイター] - きょうの東京株式市場で日経平均株価は、軟調な展開が想定されている。オーバーナイトの米国株式市場が大幅安となったことを受け、利益確定売りが広がる展開となりそうだ。ただ、このところ米国株と日本株の連動性が薄まってきていることもあり、下げは限定的なものにとどまりそうだ。主要企業の決算発表や米大統領選を控えていることから、東京株式市場はきょうも様子見ムードが強まり、連日の薄商い相場となりそうだ。

日経平均の予想レンジは2万3200円─2万3500円。

26日の米国株式市場は薄商いの中、大幅安となった。新型コロナウイルス感染者が急増し、追加のコロナ経済対策合意を巡る不透明感が増したことを受け、S&P総合500種は4週間ぶりの大幅な下落率を記録した。

米国、ロシア、フランスでは、1日当たりのコロナ感染者数が過去最多を記録。米国のコロナ感染症による入院者数も2カ月ぶりの高水準に達した。

現在のドル/円は104.90円前後で、前日午後3時時点とほぼ同水準。シカゴの日経平均先物12月限(円建て)清算値は2万3410円、大阪取引所の夜間終値は2万3390円と、ともに前日の現物指数の終値を下回っている。日経平均は終日軟調な展開が想定されるが、下げは限定的とみる向きも多い。

ニッセイ基礎研究所のチーフ株式ストラテジスト、井出真吾氏は「欧米での新型コロナの感染拡大や米国の追加経済対策の行方は、日本に直接的な影響を与えない。日本株は欧米株ほどの下げにはならないだろう」と指摘。「加えて、日本株は米国株ほど上昇していなかった。ある程度下がると日銀のETF買いが相場を支えるので、下げは限定的となるだろう」(同)との見方を示した。

26日の東証1部の売買代金は11営業日連続で2兆円割れとなり、今年4番目の薄商いとなった。きょうも売買は手控えられることが想定され、薄商いのなか、決算を手掛かりとした個別物色が中心となりやすい。個別では、前日に決算を発表した日本電産6594.T、キヤノン7751.T、日東電工6988.Tなどの株価反応が注目されている。

きょうの主なスケジュールは、国内でANAホールディングス9202.T、富士通6702.T、信越化学工業4063.Tが決算を発表するほか、カラダノート4014.Tがマザーズ市場に新規上場する。

前営業日終値 年初来高値 年初来安値

日経平均.N225      23494.34 24115.95 16358.19

-22.25 2020年1月17日 2020年3月19日

シカゴ日経平均先物12月限 23410(円建て)

佐古田麻優

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