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今日の株式見通し=大幅続伸、ワクチン期待で2万5000円台突入

[東京 10日 ロイター] -

きょうの東京株式市場で日経平均株価は、大幅続伸が想定されている。米国で新型コロナウイルス感染症ワクチンの後期臨床試験(治験)で高い効果を示す結果が報告されたことを受け、経済活動再開への期待から景気敏感株を中心に買いが優勢となりそうだ。日経平均は2万5000円台を回復し、約29年ぶりの高値水準で推移するとみられている。

日経平均の予想レンジは2万5200円─2万5500円。

9日の米国株式市場は、ダウ工業株30種とS&P総合500種が大幅上昇した。米製薬大手ファイザーPFE.Nが独バイオ医薬ベンチャーのビオンテックBNTX.Oと共同開発する新型コロナウイルス感染症ワクチンの後期臨床試験(治験)で感染を防ぐ有効率が90%を超えたと発表したことを受け、全面的な経済活動再開への期待が高まった。半面、テクノロジーセクターや巣ごもり需要で買われてきた銘柄は売られ、ナスダック総合はマイナス圏で引けた。

外為市場ではドル高/円安が急速に進行。前日午後3時時点に103.50円台となっていたドル/円は、現在105.30円台での推移となっている。シカゴの日経平均先物12月限(円建て)清算値は2万5440円、大阪取引所の夜間終値は2万5570円と、ともに前日の現物指数の終値を大幅に上回っている。日経平均は急伸し、2万5000円台で推移するとみられている。

市場では「ダウとS&Pが引けにかけて上げ幅を急速に縮めたところがやや懸念される。米株高が持続するかどうか疑問視されており、時間外取引での米株先物や為替の動き次第では、日本株も利食い売りに押される可能性がある」(みずほ証券のシニアテクニカルアナリスト、三浦豊氏)との声が出ていた。

日経平均をTOPIXで割ったNT倍率.NTIDXは9日、一時14.77倍まで上昇したものの、きょうは低下する公算が大きい。「米国株式市場の流れを引き継ぎ、きょうはバリュー株優位の展開となるだろう。グロース株中心で構成されるマザーズ指数も要注目」(同)という。

きょうの主なスケジュールは、国内で富士フイルムホールディングス4901.T、出光興産5019.Tなどの決算発表が予定されている。菅義偉首相はきょうの閣議で2020年度3次補正予算案を正式に指示する見通し。

*内容を追加しました

前営業日終値 年初来高値 年初来安値

日経平均.N225      24839.84 24962.80 16358.19

+514.61 2020年11月9日 2020年3月19日

シカゴ日経平均先物12月限 25440(円建て)

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