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今日の株式見通し=小幅安、感染拡大を警戒 下落局面では押し目買い

[東京 17日 ロイター] - きょうの東京株式市場で日経平均株価は、小幅安水準での推移が想定されている。16日の米国株式市場はまちまち。積極的に買い上げていく材料に乏しいなか、国内での新型コロナウイルス感染者数や為替の円高基調が重しとなりそうだ。ただ、下落局面では押し目買いが入り下値は支えられ、一日を通して狭いレンジ内での一進一退の値動きとなりそうだ。

日経平均の予想レンジは2万6500円─2万6800円。

16日の米国株式市場は、ナスダック総合とS&P総合500種が上昇し、ナスダックは最高値で取引を終えた。新型コロナウイルス追加経済対策の合意が近いとの見方や連邦公開市場委員会(FOMC)声明が支援材料となった。

米連邦準備理事会(FRB)はこの日公表したFOMC声明で、政策金利をゼロ近辺に維持すると改めて表明。新型コロナワクチンの接種開始を受けて政策当局者の来年の見通しは改善したが、景気後退に対応するために将来にわたって金融市場に対する流動性供給を維持すると確約した。

現在のドル/円は103.40円台。朝方は一時103.90円台まで上昇する場面がみられたが、その後急速に値を落とした。シカゴの日経平均先物3月限(円建て)清算値は2万6755円と、前日の現物指数の終値と同水準。日経平均は為替の円高基調が重しとなり、弱含む展開が想定される。

国内では新型コロナウイルス感染者の増加傾向が警戒されており、東京都は16日に過去最多を更新。東京都と埼玉、千葉、神奈川各県の知事はJR東日本など鉄道事業者6社と赤羽一嘉国土交通相に対して大みそかの終夜運行を中止するよう合同で要請した。

市場では「FOMCではハト派的姿勢の維持が確認でき、ほぼ予想通りで大きなサプライズはなかった。むしろ、国内での感染拡大が警戒されており、自粛ムードは年末年始に向けて強まる見通し。景気悪化への懸念が相場全体の重しとなりそうだ」(みずほ証券のシニアテクニカルアナリスト、三浦豊氏)との声が出ていた。

きょうはかっこ、プレイド、ビートレンドがマザーズ市場、オーケーエムが2部市場、リベルタがジャスダック市場にそれぞれ新規上場する。新興株式市場はここのところIPOに伴う資金流出で軟調な展開が続いており、市場では「きょうは5社がIPOを予定しているため、きのうと似た軟調な動きとなるのではないか」(国内証券)との声が聞かれた。

前営業日終値 年初来高値 年初来安値

日経平均      26757.40 26894.25 16358.19

+69.56 2020年12月7日 2020年3月19日

シカゴ日経平均先物3月限 26755(円建て)

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