(内容を追加しました) [東京 15日 ロイター] - 前営業日終値 昨年来高値 昨年来安値 日経平均 29717.83 30714.52 16358.19 +506.19 2021年2月16 2020年3月19 日 日 シカゴ日経平均先物3 29540(円建て 月限 ) きょうの東京株式市場で日経平均株価は、もみあいが想定されている。前週末の米国 株式市場が長期金利の上昇にかかわらず堅調となったことが好感されるものの、一方で連 邦公開市場委員会(FOMC)や日銀金融政策決定会合など週内に重要イベントを控える ことから、模様眺めムードが強くなりそうだ。 日経平均の予想レンジは2万9500円─2万9900円。 前週末12日の米国株式市場はダウ工業株30種は5日連続で最高値更新とな ったほか、S&P総合500種も小幅高。ナスダック総合は反落。楽観的 な米景気見通しを反映し、米10年債利回りが昨年2月以来の水準に上昇す る中、インフレ高進懸念が再燃し、ハイテク株を圧迫した。 ただ、米長期金利が上昇する中でも、米国株式市場が大崩れしていないことが、市場 関係者に安心感をもたらすという。その一方で、中国などアジア株の動向が警戒され、上 下に大きく動きにくくなりそうだ。 市場では「今週は大きなイベントを控えているため、目先はもやもやしたムードが残 りそうだ。全体的には模様眺めになるのではないか」(東洋証券・ストラテジストの大塚 竜太氏)との声が聞かれる。
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