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今日の株式見通し=しっかり、金融株は上値重い 米ヘッジファンド巡る不透明感で

[東京 30日 ロイター] - きょうの東京株式市場で日経平均株価は、しっかりした相場展開が予想されている。前日の米国株市場でダウ工業株30種が連日の最高値更新となり、日本株市場も底堅く推移する見通し。きょうは配当権利落ち日で朝方は安く始まるとみられているが、その後は堅調な動きが想定されている。ただ、米ヘッジファンドのアーケゴス・キャピタル・マネジメントを巡る不透明感もあり、金融株などは上値が重い展開となりそうだ。

日経平均の予想レンジは2万9100円─2万9400円。

29日の米国株市場はまちまち。 ダウ工業株30種は3日続伸となった一方、S&P総合500種がほぼ横ばいで終了した。米ヘッジファンドのアーケゴス・キャピタル・マネジメントがマージンコールに対しデフォルトを起こしたことを受け、銀行株が売られたものの、米経済に対する楽観的な見方が出ていることで影響は限定された。

きょうの日本株市場では、NYダウ上昇の流れを引き継ぎ、しっかりした相場展開が想定されている。きょうは配当権利落ち日に当たり、朝方こそ安く始まる可能性が高いものの、その後は底堅く推移する見通し。

マーケット参加者は、米ヘッジファンドのアーケゴス・キャピタル・マネジメントを巡る問題が証券業界全体に影響を及ぼすかどうかを注視している。前日の米国株市場では相場全体への影響は限定的となったが、「警戒感から金融株などは上値が重い展開になる可能性がある」(東洋証券・ストラテジスト、大塚竜太氏)という。

また、きょうはマザーズ市場にスパイダープラス、Appier Groupがそれぞれ新規上場する予定となっている。マザーズ指数はここのところ節目の1200ポイントを下回って推移しており、「マザーズ市場の勢いが戻るかどうか、IPO銘柄の値動きにも注目したい」(大塚氏)との声が聞かれた。

主なスケジュールでは、国内では2月失業率(総務省)、2月有効求人倍率(厚生労働省)が公表されるほか、黒田東彦日銀総裁の講演(共同通信社「きさらぎ会」主催)が予定されている。海外では、米国で3月消費者信頼感指数(コンファレンス・ボード)が発表される予定。

前営業日終値 昨年来高値 昨年来安値

日経平均      29384.52 30714.52 16358.19

+207.82 2021年2月16日 2020年3月19日

シカゴ日経平均先物6月限 29330(円建て)

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