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今日の株式見通し=弱含み、米株安を嫌気 円安で輸出関連株に物色も

[東京 31日 ロイター] - きょうの東京株式市場で日経平均株価は、弱含みの相場展開が想定されている。前日の米国株市場では、米長期金利の上昇が重しとなり主要3指数が下落。きょうの日本株市場でも、ハイテク株を中心に上値が重くなるとみられている。一方、ドル/円は円安基調が続いており、輸出関連株では物色が広がるとの見方ある。

日経平均の予想レンジは2万9200円─2万9500円。

30日の米国株式相場は小幅安となり、主要3指数がそろって下落した。S&P主要セクターでは情報技術が1%下落。一方、金融、工業、一般消費財は上昇し、グロース株からバリュー株に資金がシフトする最近の流れが続いた。

きょうの日本株市場では、米株安の流れを引き継ぎ、弱含みの展開が予想されている。米長期金利の上昇を受け、値がさのハイテク株を中心に売りが優勢となる可能性が高く、「日経平均は上値が重い動きになりそうだ」(東洋証券のストラテジスト、大塚竜太氏)という。ただ、 ドル/円は現在110.35円近辺と約1年ぶりに110円台で推移しており、輸出関連株には買いが入るとの見方もある。

また、米ヘッジファンドのアーケゴス・キャピタル・マネジメントに関する問題に注目が集まる中、前日、三菱UFJフィナンシャル・グループは欧州子会社と米顧客との取引で約3億ドルの損害が生じる恐れがあると発表した。同社の発表を受け、「他の証券会社でも損害が発生する可能性があるかもしれないとの憶測が広がり、きょうも金融株は上値が重くなりそうだ」(大塚氏)との指摘もあった。

主なスケジュールでは、国内ではニトリホールディングスの決算発表が予定されているほか、2月鉱工業生産速報(経済産業省)が公表される予定。海外では、中国で3月製造業PMI(国家統計局)、3月非製造業PMI(同)、米国で3月全米雇用報告(ADP)が発表される。

前営業日終値 昨年来高値 昨年来安値

日経平均      29432.70 30714.52 16358.19

+48.18 2021年2月16日 2020年3月19日

シカゴ日経平均先物6月限 29370(円建て)

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