August 9, 2018 / 11:31 PM / 2 months ago

今日の株式見通し=一進一退、日米FFR見極め 下値模索リスクも

[東京 10日 ロイター] - きょうの東京株式市場で日経平均株価は一進一退の展開が見込まれている。外部環境に手掛かり材料が乏しい中、日米の閣僚級通商協議(FFR)の内容を見極めたいとの姿勢が広がりそうだ。為替や自動車関税を巡る米国側の圧力が確認されれば、下値を模索するリスクが横たわる。

日経平均の予想レンジは2万2400円─2万2800円。

前日の米国市場で主要株価3指数は高安まちまちとなった。ハイテクの一角が上昇した一方、エネルギー株や半導体関連が軟調。米VIX指数.VIXは11.27と反発した。日経平均先物9月限はシカゴの円建て清算値が2万2560円。大阪取引所の夜間終値が2万2550円を付けている。

ドル/円が111円台前半の水準を維持している点は日本株の支えになるとみられているが、きょうは8月限オプションSQ(特別清算指数)の算出日。需給面で大きな波乱を見込む向きは限られているが、寄り付き時点での不安定な動きは警戒される。

日中は日米FFR関連の材料待ちの展開が続きそうだ。米中貿易戦争を巡る懸念が続く中、新たに日本側に不利な内容が伝われば、短期筋の先物売りで相場が崩れるシナリオが想定される。

岡三アセットマネジメント・シニアストラテジストの前野達志氏は「動くに動けない相場が続きそうだが、FFRも1回で決着が付くとは考えにくい。何もなかったということで株価が上昇したとしても一時的な反応だろう」と指摘。「米企業は10─12月期までは好業績が続くが、減税の影響がはく落する来年1─3月期以降の業績は減速するとみられている。FFRの懸念が後退したとしても、それだけで上値を追う展開にはなりにくい」と話す。

きょうは日本の4─6月期国内総生産(GDP)1次速報が公表される。ロイターがまとめた民間調査機関の予測によると、実質GDPの予測中央値は前期比プラス0.3%、年率プラス1.4%となり、2四半期ぶりのプラス成長となる見通しだ。ただ市場の関心はFFRに向かっており、「市場予想よりも弱い数字となっても、これで売るという形にはならないのではないか」(国内投信)との声が出ている。

このほか、国内では7月企業物価指数などが公表される予定。海外では米7月消費者物価指数などが公表される予定となっている。

前営業日終値 年初来高値 年初来安値

日経平均.N225 22598.39 24129.34 20347.49

-45.92 2018年1月23日 2018年3月26日

シカゴ日経平均先物9月限 22560(円建て)

長田善行

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