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来週の株は騰勢一服、好業績期待が支え 米株次第で短期調整も
October 13, 2017 / 6:34 AM / in 2 months

来週の株は騰勢一服、好業績期待が支え 米株次第で短期調整も

[東京 13日 ロイター] - 来週の東京株式市場は、騰勢一服となりそうだ。世界的な景気拡大を示す指標が相次ぎ、国内の企業業績に対する期待は強い。22日投開票の衆院選では与党優勢との見方が広がっている。

 10月13日、来週の東京株式市場は、騰勢一服となりそうだ。世界的な景気拡大を示す指標が相次ぎ、国内の企業業績に対する期待は強い。22日投開票の衆院選では与党優勢との見方が広がっている。写真は2016年6月、東京で撮影(2017年 ロイター/Issei Kato)

選挙後の安定政権を織り込む動きも継続するとみられる。ただ、日経平均は連騰による過熱感が強い。米国株の上値が重くなれば短期的な調整も視野に入る。

日経平均の予想レンジは2万0700円―2万1500円

    名実ともに下期相場入りした10月2日以降、日経平均は1度も下落することなく9連騰した。1996年11月以来約21年ぶりの水準まで駆け上がり、高値警戒感は日々強くなっている。10月第3週(16―20日)は、これまでの連騰の反動で上昇の勢いが鈍化するとの見方が多い。次期米連邦準備理事会(FRB)議長の人事が固まるまで為替の方向感が出にくく、円安のサポートは期待しにくい。史上最高値圏にある米国株も過熱感は否めず、投資家は一段の上値追いに慎重姿勢となりそうだ。

    一方、良好な投資環境に変化はなく、中期上昇トレンドを崩すような大幅調整も見込みにくい。衆院選に関する世論調査で与党優勢との見通しが広がった12日以降、安定政権を重視する海外投資家の日本株買いは勢いを増した。市場では「足元で海外勢は大幅買い越しになっているとみられる。投票日以降は材料出尽くしとなりそうだが、投票日までは買いが継続する可能性がある」(みずほ証券シニアテクニカルアナリストの三浦豊氏)との声が出ている。

    直近の主要国の経済指標は、世界景気の堅調を示唆するものが目立つ。12日に決算発表したセブン&アイ(3382.T)、ファーストリテ(9983.T)など小売大手の好業績に続き、今月下旬から本格化する9月中間期決算にも期待が強い。「世界的に輸出が伸びている。為替が動かなくても輸出企業の1株利益は上昇することになり、日本株は為替離れの様相を強めそう」(野村証券シニア・インベストメント・ストラテジストの田之上章氏)との指摘もある。日柄調整程度で過熱感が後退すれば、日経平均は週後半にかけて再び上値を試す展開もあり得る。

    スケジュール面では、16日に2回目の日米経済対話がワシントンで行われる。踏み込んだ議論はなさそうだが、為替の反応には注意が必要だ。国内では19日に9月貿易統計が発表される。輸出の増加基調が続けば日本株にはポジティブ材料になる。

    株式マーケットチーム

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