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来週の日本株は戻り試す、感謝祭後の株高アノマリーに期待 中国株には警戒感も
2017年11月24日 / 06:52 / 18日前

来週の日本株は戻り試す、感謝祭後の株高アノマリーに期待 中国株には警戒感も

[東京 24日 ロイター] - 来週の東京株式市場は、戻りを試す展開となりそうだ。米感謝祭明けから年末年始にかけては世界的に株高期待が膨らみやすい季節性があるとされている。世界景気の拡大や良好な企業決算を背景に、日経平均は再び浮上する可能性がある。足元で弱含む中国株には警戒感が残るものの、極端なリスクオフにならなければ影響は限定的との見方が多い。

 11月24日、来週の東京株式市場は、戻りを試す展開となりそうだ。米感謝祭明けから年末年始にかけては世界的に株高期待が膨らみやすい季節性があるとされている。写真は都内で10月撮影(2017年 ロイター/Issei Kato)

日経平均の予想レンジは2万2000円―2万2900円。

日経平均は11月9日に取引時間中の高値(2万3382円)を付けてから上値の重い展開だが、高値から2週間以上を経過し、値幅、日柄とも調整一巡感が出つつある。市場では「感謝祭後の11月最終週は株高のアノマリーがある。米小売業の堅調なデータが揃えば、日経平均も再浮上する可能性がある」(野村証券シニア・インベストメント・ストラテジストの田之上章氏)との見方が出ている。2000年以降でみると、11月最終週の日経平均は16勝1敗と株高傾向が鮮明になっている。9日の高値までは距離を残しているものの、戻りを試す展開は期待できそうだ。

日本株は為替変動に対する耐性を強めている。1ドル111円台前半まで円高が進んでも企業業績への影響を懸念する声は少ない。9月日銀短観では2017年度の企業想定為替レートは1ドル=109.29円と現行水準に比べて保守的な設定だ。今の水準を維持できれば今期の2桁増益シナリオは変わらないという余裕がある。

9月中間決算では円安やコストダウンだけでなく、数量増が利益に貢献していることが確認された。世界景気の拡大を示す良好な経済指標は素直に好感されやすい。29日発表の7―9月期米GDP改定値、30日に発表される国内の10月鉱工業生産、11月中国製造業PMIなどが注目のスケジュールとなる。

28日には次期米連邦準備理事会(FRB)議長に指名されたパウエルFRB理事の米上院での承認公聴会が行われる。市場では「金融政策についての姿勢が示されることでドル安・円高が巻き戻される可能性がある」(三井住友アセットマネジメント・シニアストラテジストの市川雅浩氏)との声もある。円安方向への動きが出れば日本株には追い風となる。一方、中国株の動向は注視する必要がありそうだ。今のところ中国株安の影響は限定的とみられているが、リスクオフが加速するような事態となれば日経平均も2万2000円付近まで下押す可能性が出てくる。

株式マーケットチーム

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