December 22, 2017 / 7:12 AM / 4 months ago

来週の日本株は商い薄く振れやすい、「掉尾の一振」への期待も

[東京 22日 ロイター] - 来週の東京株式市場は、年末を控えて参加者が減り、値が振れやすいと見込まれている。良好なファンダメンタルズを踏まえて底堅さが意識される一方、目先で買い上がる材料に乏しい。方向感が出にくい中で、年末に向けて一段高となる「掉尾(とうび)の一振」への思惑も根強い。

 12月22日、来週の東京株式市場は、年末を控えて参加者が減り、値が振れやすいと見込まれる。良好なファンダメンタルズを踏まえて底堅さが意識される一方、目先で買い上がる材料に乏しい。写真は都内で2015年1月撮影(2017年 ロイター/Issei Kato)

日経平均の予想レンジは2万2700─2万3400円。

引き続き押し目買い需要は根強く、仮に下押ししても深まらないとみられている。主なイベントは日本で26日に11月全国消費者物価指数(CPI)、28日に日銀金融政策決定会合の主な意見(12月20─21日開催分)の発表、高島屋(8233.T)(25日)やJ.フロント リテイリング(3086.T)(26日)といった小売大手の決算があるが、手掛かりに乏しいとみられている。

海外では、25日に米国・欧州・香港、シンガポールなどがクリスマスで休場、26日も欧州・香港などが休場となる。「海外のビッグプレイヤーが不在となり、値が振れやすくなりそうだ」(国内証券)といい、少なくとも受け渡しベースで実質新年相場入りとなる来週半ばまで方向感は出にくいとみられる。値動きの荒い「餅つき相場」を見越して、より値動きの軽い小型株に個人投資家の物色が向かうとの見方もある。

循環物色の動きが継続するかも注目される。10月以降の上昇相場ではハイテクなどグロース株が先行して指数の上昇を主導したが、指数の上昇一服とともにハイテク株は失速。今度は出遅れていた銀行や小売などディフェンシブ株が追いかける流れとなった。「あらためてハイテク株が買われるようなら、典型的な上昇相場の動きになる」(別の国内証券)という。

もっとも、年末にかけて上昇したとしても、年明け以降の反落への警戒感も根強い。今年も大発会の急騰後は、さえない展開だった。日本アジア証券のエクイティ・ストラテジスト、清水三津雄氏は、過去の実績を踏まえると「11月と12月に上昇し、1月に利益確定売りとなるイメージ」と指摘する。

2000年以降の月別パフォーマンスでもっとも良好なのは12月で平均騰落率は2.56%。次が11月の2.06%。一方、1月はマイナス1.58%で最低の水準となっている。

*記事の日付を修正して再送します。

    株式マーケットチーム

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