January 3, 2018 / 10:39 PM / 17 days ago

今週の日本株は高値もみ合い、大発会後の調整リスクを意識

[東京 4日 ロイター] - 今週の東京株式市場は、高値もみ合いの展開が見込まれている。4日の大発会で日経平均が上昇すれば19カ月連続での月初高となる。思惑的な買いが入りやすい半面、直近では大発会後に短期的な調整局面に入るパターンが続いている。米税制改革法案の成立後は株高材料が乏しく、上昇局面では利益確定売りに押される可能性もある。

日経平均の予想レンジは2万2800円─2万3300円。

年明けの米国株は堅調ぶりを維持。S&P総合500種.SPXは初の2700超えとなった。米12月ISM製造業景況指数は市場予想を上回る強い内容。良好なファンダメンタルズに対する安心感が相場の下支えとなる構図が続いている。

ただ程度の違いはあるが、2014年以降、大発会後の日本株は短期的な調整に見舞われるパターンを繰り返している。「ゴルディロックス的なマーケット環境が変わる感じはないが、大発会で付けた高値はつかみたくない」(水戸証券・投資顧問部チーフファンドマネージャーの酒井一氏)との声も聞かれる。

昨年来高値の2万3382円15銭を試す展開も視野に入りつつあるが、1月限日経平均先物ミニ・オプションSQ(特別清算指数)算出前の最終売買日は1月11日。残り5営業日の間、先物を絡めた機関投資家によるポジション調整を背景に、現物指数が大きく上下に振れる可能性もある。金額ベースでの裁定買い残は2年ぶりの高水準に積み上がっており、裁定解消売りを伴った株安の加速が警戒される局面でもある。

    ボラティリティーの一時的な上昇があったとしても、下落局面では日銀によるETF(上場投信)買いが相場の支えとなるとの期待は根強い。足元では、2万2700円台前半に位置する25日移動平均線が下値のめどとして意識されている。

    北朝鮮情勢の懸念が広がった12月28日後場の急落局面では、同線に接近した後、指数は下げ渋った。25日線割れのタイミングを押し目買いの好機とみなす投資家の存在も印象付けている。「下値不安は特にないが、買い上がる材料もない。2万3000円を意識するような動きが当面続くだろう」(東洋証券・ストラテジストの檜和田浩昭氏)との見方も出ている。

    株式マーケットチーム

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